アメリカの家計の資産と負債をみると、資産のほうが負債の5倍以上あるんです
2008年1月24日放送
テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 五十嵐敬喜さん
マーケットはリカップリングだ、リカップリングだと傾き過ぎているような気がします。
実体経済、もう少しデカップリングのしぶとさがあるんじゃないかなあと思います。
アメリカの家計というのは貯蓄率ゼロだから、キリギリスみたいな生活しているんではないかと一般には思われていますけれども、意外にそうではなくて、アメリカの家計の資産と負債をみると、資産のほうが負債の5倍以上あるんです。
資産の中で、不動産のような実物資産と金融資産みると、金融資産のほうが1.6倍くらいあるんです。
非常に安定していて、金融資産が増えてきているということが、アメリカの家計の貯蓄率ゼロでもいいという、この消費行動を支えている。
おかげで、景気は良くなる、こうして金融資産が増えてきている大きな理由はリスクを取っているということですよね。
十分に商品を吟味したうえで、リスクとらないと利益は出てこないですね。
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