松下をなくしたというほうが意味が大きいんじゃないか
1月10日放送
テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
ボストンコンサルティングG 日本代表 御立尚資さん
中村改革の総仕上げかもしれませんけれども、これ二つ意味があって、一つにはナショナルとパナソニックという商品ブランドをパナソニックにそろえて、それで海外で勝つということなんでしょうけど、松下がなくなるというのはそれだけの意味ではないですよね。
もちろん同じようなたとえではないんですけれども、たとえて言うならば、トヨタという名前がなくなるということですね。
創業家、それを支えにした経営の精神とかスピリットのようなもの、全部、松下という名前に入っている。
したがって、これは消費者向けというよりはグループ向け、社内向けにはもの凄いインパクトがあることだと思いますね。
したがって、過去の松下とはもう違うんだ、松下電工だけではなくて、さまざまな子会社のうち、主要なところはパナソニックとなるんだと、ひょっとすると、そういう名前が付かないところはもうコアなビジネスじゃないという、グループの中の仕分けもされるでしょうし、我々消費者からみると、特に日本にいると、ナショナルがなくなったらと思うんですけれども、社内向け、経営改革という意味では、松下をなくしたというほうが意味が大きいんじゃないかと思いますね。
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