ヘッジ売りが大きく出てきた
先物もオプションも外資にやられっぱなし
日系は現物と信用しかないの?
一握りのプロに大多数の素人が翻弄される情けない市場だなあ・・・
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1月7日放送
日経CNBC マーケットラップ
報道解説部 中嶋健吉さん
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今日の相場ポイント
マーケットの焦点
このところマーケット関係者の中で言われているのが、ある外資系証券が組みました日経リンク債ですね、これは7000億円近いものがあるのではないかという見方があるようですが、これに伴うストライクプライスが14300円あたりにあったということで、これに接近したということでのヘッジ売りが大きく出てきたということかと思います
簡単に説明しますとこうしたリンク債ですね、これはオプションを売ることによって得られるプレミアムが総じて高い利回りの原資になっていると思われます
今回の場合は14300円と一時と比べるとたぶん付かないであったろうという大変低い値段でのプットオプションでの売り、これによって得られたプレミアムが原資になったと想像できるわけですが、まさかここまで下げてくるとは思わなかったということもあったわけですので、15000円を割れたあたりから一気に損失が無限大になることを抑えるためのヘッジ売り、これが大量に出たという、これが一つのポイントになっているようです
一つの目安としては14500円、このあたりが目途ということで、今日はそれを挟んだ動きとなったという感じになります
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