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一番底からの上昇がちょうど1400円ですので、これを二番底にあてはめますと約14330円あたりになるわけです

2008年2月28日放送

日経CNBC マーケットラップ

報道解説部 中嶋健吉さん

寄り前の鉱工業生産指数、予想を大きく下回ってしまったということで、ここまでしくしくと続いていました株式先物買い、債券先物売りのポジションですね、これがいったん手じまわれたというのが今日の特徴でしょう。ただその割には債券がうわぶれたわけでもないですし、株も大きく下っぱなれたということでもないということで、まあある一つのレンジの中で収まったということでしょうかね。
冒頭申し上げましたが、一つのレンジの中という動きが感じられるわけですが、むしろ新しいレンジの中の動きが始まったといいかえるかもしれません。今日は確かに下げているわけですが、このところ1月中旬から日経平均株価、特に先物見ているわけですが、13300を下、上は13800、この500円幅のレンジの中をずっと動いていたわけですが、直近この13800の上限をうわ抜いた後の今回は押し目ということになります。となりますと、当然この13800円が逆に下値支持として働いているということが見て取れるわけです。今日も瞬間13790円まで、瞬間付けましたが、やはりこの800円が大きな下値支持となったということかと思います。さらにもう一つのポイントとして、2月4日の一番底からの戻り高値、ちょうどこれが13910円でありましたが、二番底形成のためにはどうしてもこれを抜く必要があったということでマーケット関係者は非常に意識をしていたわけです。今回この水準を下回らずに引けたということですね、13920円が先物の引けかと思いますが、ということになりますと、二番底形成からの上昇トレンドはまだ続いているというふうに見て間違いないのかなという気がします。そして、日経平均のチャート見ておきますと、これが25日線、75日線としっかりと挟まってしまったちょうど真ん中に位置しているというのが見て取れます。25日線がちょうど13500円前後、75日線が14540円前後ですが、25日線は30から40、ぐいぐいと上昇に入っています。そして75日線は30から40下落に入っていると、こうゆうパターンに入っているわけです。現在の市場が日進一退の動きになっているのは、どうしてもこの二つの間に挟まれた、これが一つの大きな原因かと思います。つまり、ポイントとしましては、上にあっては75日線が下落を続けながら、どうしてもこれを意識して、いわゆる上げきれない弱さというものを感じさせるわけですが、下にあっては上昇トレンドに入った25日線をサポートとして、これは下げきれない強さですね、上げきれない弱さと下げきれない強さ、これがどうやら同居したような形で今のマーケット動かしているということかと思います。さらにトレンドとして意識しておきたいポイントだけを見ておきましょう。一番底からの上昇がちょうど1400円ですので、これを二番底にあてはめますと約14330円あたりになるわけですが、先ほど申しましたように、下落を続けます75日線、これがどうやらワンタッチこのあたりでもポイントとして出てくるわけで、取り合えず14300円強あたりを見ておいても、まあそれほど欲張りではないのかなという気がします。

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2008年2月27日放送

テレビ東京 ワールドビジネスサテライト

原材料高による企業の負担はまだまだ天井が見えません。そんな中、各企業試行錯誤しながらコスト高に挑んでいるようです。

千葉商科大学大学院教授 斎藤精一郎さん

最後やっぱり一番大きいのは人件費ですよね。そこに切り込んでくると。そうなると全体の消費が動かなくなってじり貧になって悪循環に入っちゃいますよね。それもそのうち企業も気がついてくる、みんな気がつく、そうすると価格を少しずつ転嫁せざるを得なくなる。すぐにとは思えませんが、これはもうちょっと長い目で見るとインフレの始まり、インフレっていうものを我々10数年間知りませんでしょ、デフレで、やっぱりインフレというものをすぐにではありませんが、今後インフレの時代がじわじわやってくるということに構えておかないと、企業も我々生活も難しくなってくると、言うことだと思いますね。
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1トンで10万円を入れているんですよね、それはそれだけ輸入小麦の値段を高くして、国民に負担させているわけですよね。問題はこれなんですよね。小麦がこれだけ世界的にひっ迫して、今後もそれが予想される。世界の人がみんな食べるようになっていますからね。豊かになってきて。どうしても小麦は今後上がってくる。輸入ばっかり頼っていても、どんどん高くなっちゃって、それを買わざる得なくなって、日本では作ってないとなると、小麦食べられない、パンも食べられない、うどんも食べられない、いわゆすそれは食糧安全保障からいって由々しきことですよね。そういった将来のリスクに対して、日本でもある程度確保しなくてはいけない。これが食糧安保ですよね。今日本の自給率は13%ということですが、前は数%、4、5%らしいですよね。それを13%まで上げました。じゃあ、どこまでも上げていいのかというと、それは国民が負担するわけですから、一定のめどを立てておく、例えば20%とか、30%とか、それまではある程度高くなることを警戒して、安保上、20%ぐらい増やしておこう、30%にしようとか、そういっためどをはっきりと政府は国民に提示して、この分は負担もらいますよ、それ以上はちょっともう負担しませんよと、そうゆうことをもっとはっきりすれば国民も理解してくれるんじゃないでしょうかね。今わからないんですよね、仕組みが。コメは日本ほとんどお作っていますよね、90%以上だし。ほかのものについても考えればいいんですけど、あんまりそれをやると全部コストがかかっちゃいますから、あと海外に日本の農業技術ありますから、オーストラリアだとか、カナダとか、そういうところから20年、30年で耕地を借りてね、そこで日本の技術で、日本の農業技術者にいろいろ作ってもらって、それを契約的に輸入すると、こうゆうものの考えでいいでしょうか。
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確かに国際金融機関から見ると、日本のことわからないし、僕も日本丸がどっちに行こうとしているのかわかりませんよね。例えば、道路の拡充必要なものは必要なんですよ、ただ無駄な道路はつくらないと小泉さんいいましたよね。しかしまた道路つくろうと言ってますよ。ビッグバンをやって、ビッグバンというのは世界から自由にお金を入れようということですよね、ところが空港の外資規制みたいに外国は駄目だよ、企業を買収しようと思うと企業防衛でだめですよと、いったい日本はビッグバンやっているのかなと。それからゼロ金利、ずっと13年間も続けている、以上ですよね。1%以下なんていうのは世界の金融史にないんですから、400年の間。これを13年も続けていて、まだやっていると。いったい日本はどうなっちゃっているのと。僕でも思いますから外国の人はもっと思うんじゃないでしょうか。それはよく考えないといけないと思いますね。利上げという問題だけでなくてね、そういうのを続けても平気でいるような経済の体質ですよね、それが問題なんじゃないんでしょうかね。
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日本というのは、各々長い、明治維新以降ですね、その前の藩もありますけれど、各県、例えば高知県なり、長崎県なり、鹿児島県なり、北海道なり、独自の地域の文化をもっているところが、独自に対応性を開花させたら、非常に多重な日本の豊かさといいますか、強さが出てくるんじゃないか、そうすると、秋田県も青森県も群馬県も富山県も各々特区でする、自分で好きなことをすると。その代りどうゆうふうにするかというと、今税金が国と地方で、国税、地方税合わせて90兆円、100兆円弱あるんですが、そのうち国でやる国防だとか、最低限の医療だとか、司法だとか、そういったものは国が3割ぐらいのお金で全国をみんな一律にやると。その他の7割、もうちょっと多くてもいいんですけども、それは地方に人口割りで割り振っちゃうと。あと自由にやってくださいと。例えば、富山県はロシアとの関係もありますから、富山の中学校は第2外国語として英語やらなくてもロシア語やってもOKとか、佐賀県は韓国語やってもいいとか、鹿児島県は中国語やってもいいとか、まったく各県自由にやれば、自由な本当に豊かな日本ができてくるんじゃないか、そうゆう面で1国47制度というのを提案したいと思います。

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