唯一、目立った動きとしてはコア30ですね
2008年2月12日放送
日経CNBC マーケットラップ
報道解説部 中嶋健吉さん
唯一、目立った動きとしてはコア30ですね、これの値上がり率が一番大きかったわけですので、公的な買い等々言っているようですけども、下値には少なくてもこうゆう買いが入り始めたのかなという感じがしますね。
どうでしょうか、下げそうで下げない、上げそうで上げきれない相場展開が続いているという感じがします。実は、こうした動きは債券市場にも見られるわけです。次のチャート見ておきますと、このようなチャートが続いているわけでして、これは債券の先物、10年債の動きですが、1月28日以降、上値が138円12銭から15銭の間にピタッと入り込んでいるということかと思います。そして、直近高値、1月の23日の139円15銭ですが、205年下期以来の高水準、高値ということで、ここを抜いていくためには、一段高になるためには、経済の予想外の悪化、もしくは株式市場の急落といった、株式市場にとってはネガティブな材料がほしいなあという債券関係者の声が聞かれます。それだけに14日木曜日発表が予定されています10-12月期のGDP統計ですね、これを見極めたいという意見が多いわけです。今のところの予想値の平均は0.4%、年率換算で1.8%増というのが今のところの予想値になっているようです。さらに2月の15日金曜日ですね、これにつきましては3月末決済に絡むヘッジファンドの45日前ルール、解約は45日前にやってくださいよという、まさにそれの最終日に当たるということです。特に3月末につきましては、日本の企業、特に金融機関が多く決算を控えていますので、そういった金融機関が委託してますヘッジファンドの解約がかなり出るんではないかという見方が市場関係者の間でかなりあるということでこれも一つネガティブ材料とみられているようです。と考えますと、今の相場は過剰な警戒心と割安感の間を行ったり来たりしているボックスの間をはっているということかと思います。日経平均株価でいきますと13000円を挟んでのもみ合い、債券先物でいきますと138円を挟んでのもみあい、こういった展開が続くわけですが、それだけに債券先物と株式先物との間で、この番組でもしばしば申し上げております、あまり意図がないんですが、どうしてもこういった形での裁定、逆相関の動きが常に出てしまうということになろうと思います。ただその中で、今日は特に目立ちますのは冒頭申しましたように、コア30銘柄ですね、これが極めてしっかりした動きになっているということ、コア30指数もこういった形で、少なくても高値での引けにはなりませんでしたが、かなり上値をうかがう形になっていますので、これはあえて言えば、新しい動きといえば新しい動きかなという感じがしています。
----------------------------------------------
2008年2月11日放送
テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
サブプライム問題への対策が協議されましたG7、先進7カ国財務相中央銀行総裁会議では結局具体的な対策が示されませんでした。この結果を市場はどのように受け止めたのでしょうか。
モルガン・スタンレー証券 経済調査部長 兼 マネージングディレクター ロバート・A・フェルドマンさん
この声明を私が読みますと、まあ大したこと言ってないなという感じがします。役英辞書、すなわち役人の言葉を普通の英語とか、日本語に訳すなら、裸の王様になりたくないということから、やってないことをごまかすような言葉が多いなあという気がしますけれども、なぜそういうことをやるのかというと、ひとつ、市場今は非常にいらだってますね、何か一つ失敗したことを言ったら大変なことになりますから、むしろ沈黙は金というところもあると思います。ですが、全体を見てみますとまだまだG7はちょっと変な構造になってしまったなあという感じがします。というのは、G7は欧州4カ国、アメリカ、日本、カナダですけれども、なぜ欧州が人が多いのかとちょっと思いますね。今の世界はG7ができた時と全然違いますよね、特に発展途上国が大きくなっています。私は、今のG7を完全にやり直して、欧州、アメリカ、日本、中国、ブラジルというふうに作り直すべきではないかと思います。そうすれば、もう少し今も世界を表すような方策になってくるように思いますけどね。
-------------------------
探してあればすごくいい話なんですけど、メタンハイドレートというものは非常に有望だといわれています。推計が非常に粗いんですけど、私が読んだところでは、今残っている原油に入っているエネルギーの33倍、海底に置いてあるんじゃないかという推計もあるんですね。もし、この技術がうまくいけば、ものすごくエネルギーが取れるようになってくるということですごくいいことですが、問題が一つあります。今、きれいに燃えるということになればいいんですけど、持ち上げていく時に、メタンガスが大気に入ってしまいますと、温室ガス効果がものすごく大きいんですね。メタンガスが普通のガスよりも数倍温室ガスが高いんですね。ですので、気を付けて出さないといけないというニーズがあります。こうゆう開発がもしうまくいけば、反テロの対策になりますね。反テロ、なぜかといいますと、原油のお金がテロリストに流れてしまっているんじゃないかということですから、ものすごく世界を良くする効果もあると思います。
-------------------------
この話を見ると、やはり経済発展の一歩だという気がします。経済発展って何かといいますとある労働者が使っている資本材を増やすということで捉えていいと思います。資本装備率という難しい言葉があるんですけど、使っている資本を増やすということです。一人の医師が使っているこうゆうものを置きますと、もっと効率的に手術できるんですね。例えば、ものすごくいいこともあるんですね。この例も面白いんですけど、担当医がインド系の人ですよね。多分、わからないんですけど、インド系の方が移民して、その息子が優秀で医者になったということだと思うんです。これも日本にとって一つの例になることだと思うんですが、これから日本がどうなるかを考えるとものすごくいいことではないかと思います。願ってもない、待ったなしという感じがしますけど、これから医者の数がぐんと減ってきます、看護婦の数も少なすぎますね、そうすると労働者、すなわち医者、看護婦さんの時間を節約できるような施設を導入すればいいんですね、ですが、反証は何かといいますと、今おっしゃいましたように値段が高いいんですね、なんで倍になっちゃうと、何か防衛省のジェットエンジンの件で何か起きているんじゃないかということをもちろん心配するんですが、わからないですけども、やっぱり購入する時に情報開示、すぐにお金が飛んでいってしまうことがないように注目しなくってはいけない。もう一つは厚生労働省の認可のプロセスを早くするという、遅いということ言われるから、早く高齢化に間に合うように、こうゆうものの認可を考えてほしいですね。
-------------------------
私は提言ですけども、日本がつくるべきだと思います。なぜかといいますと、実は今まで日本は政府系ファンドがあったんですけど、非常に劣等化したものです。財政投融資は実は政府系ファンドですね、しかし、バラバラで、使い方が非常に下手で埋蔵金になって悪用されたりしたわけだから、情報開示を徹底して、プロに運用してもらって、政府から独立させる。何を投資するか独立させる。絶対変な人が入ってきて、私のために使ってと言えないようにすると。これ再生機構が使ったやり方ですよ、今のノルウェイの政府系ファンドが使っているし、GIC、シンガポールの使っているやり方です。だから、一番いいルールはいろんな国を見ればあるんで、それを日本で応用すれば、日本の活性化にもつながることだと思いますね。
----------------------------------------------
2008年2月11日放送
テレビ東京 カンブリア宮殿
ゴミ、ゴミ、ゴミ、ホームレスから年商120億円の社長へと上り詰めた男がいる。総合リサイクルショップ「生活創庫」社長、堀之内九一郎、捨てられていくものは山ほどある、壊れているものは直し、一つ一つを磨き上げ、ゴミを売れる商品へと甦らせた。男の得意技、それはどんなものにも価値を見出すこと。価値があるから金になる。欠けたグラスもこの値段。こんなものまで売ってみせる。ゴミの山は宝の山だ。
小池さんが、レストランに行かれる時にマイどんぶり、マイフォークでいかないでしょ。何千人も使っているやつです。旅館、ホテルだって、小池さんがどんないいところに泊っても、新品の布団ではないですからね。たぶん1000人ぐらい寝てますからね。そこに泊ってお金を払うわけですから、そう考えるとですね、人が使ったものでも一緒なんですよ。観念とか、概念の問題で、実際にそこにばい菌が付いているわけではないですから。
中にはこんなもの売れないよという人いるけども、たくさんの人がいいねといってくれるよりも、一人の人がこれはすごいといってくれたほうが私はものが価値があると思うんですね。
« 高齢化社会、高齢化社会ってよく聞きますよね。でも、誰かが、何かしてますかね | トップページ | 債券の強気派が一気に息を吹き返したという感じですね »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- クレディ・スイスの買い戻しが入るかどうかがポイントになるのかもしれませんね。(2009.07.02)
- 今日は朝から為替がちょっと異常な動きをして日経平均とほとんど連動した形なんですよ(2009.07.01)
- ETFの配当取りの動きが目先撹乱要因としてどう働くのか(2009.07.01)
- 仮に調整局面が、今がそうであるなら、ちょっと長引いてしまうのかな(2009.06.29)
- この問題がわかった視聴者の方は、オプション取引のほとんどすべてのところが理解されたといってもいいと思います(2009.06.27)
この記事へのコメントは終了しました。
« 高齢化社会、高齢化社会ってよく聞きますよね。でも、誰かが、何かしてますかね | トップページ | 債券の強気派が一気に息を吹き返したという感じですね »
コメント