とりあえず吹っ切れた形にはなったんじゃないでしょうかね
2008年2月15日放送
日経CNBC ウィークリーラップ
報道解説部 中嶋健吉さん
よく言われますヘッジファンド3月末決算を控えて解約条項でいくと45日前が今日だということで一説には暴落説もあったわけですが、どうでしょう、今日のマーケットの動きをみると売りはすでに出尽くしていたんだろうなと、残ったのは買い戻しですよね、それが今日の後場から一気に出てきたと、でなければこの三菱重工ですよね、前場が2800万株、これも大きいんですよ、後場が何と7000万株ですから、ひとり100万から200万の買い戻しがあったと聞いていますね、ですから、材料もない、何もない、ただただひたすら買い戻していったという形ですよね。後、債券と株の関係もそうでしょうか、債券がどんと後場から安くなり、株が大きく戻ったということで、これが来週以降も続くかどうかというのは、今夕からのニューヨーク次第ということでしょうが、とりあえず吹っ切れた形にはなったんじゃないでしょうかね。
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2008年2月14日放送
テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
オイルマネーや外貨準備を元手に国が運営する政府系ファンドを巡りまして新たな動きです。日本版政府系ファンド設立を目指す自民党の議員連盟が4月にも福田総理にファンド設立に向けた計画を提案することがテレビ東京の取材で分かりました。この議員連盟は山本有二前金融担当大臣が代表を務め、およそ100兆円の外貨準備や年金資金を運用する政府系ファンドを日本にもつくることを目指しています。また、今月下旬以降には民主党の一部の議員とファンド設立を目指す新たなグループを立ち上げる可能性もあります。
モルガン・スタンレー証券 経済調査部長 兼 マネージングディレクター ロバート・A・フェルドマンさん
労働市場のことです。40歳で契約更新ということです。正規社員は実は契約がないんですけれども、いろんな判例を見て事実上の契約があるんですね、首切れないとか、そういうことですから。今、なぜそれをやらなければいけないかといいますと年功じょれるで賃金がどんどん上がってきますね、だけど、終身雇用ですと、技術が大きく変わる時代ですと、50歳代、60歳代の人たちは賃金よりも生産性がかなり低くなっちゃうんですね。そうすると、会社にとって、使えないけれども、いなくなっていただけないとか、そういうことになるんですね。誰にしわ寄せが来るというと若者ですね。若者雇えない、お金がないから。若者にアンフェアですし、職業訓練につながらない、若者も社員もスキルアップ備わるようなシステムを開発しないと老人も若者も共倒れになってしまいます。だから、40歳前後でも正規社員に年金を支払ってもう一回再雇用するようなルールを作って、一回労働市場のふるいをかけて、もっと人がいろんなところに働けるようにすべきだと思います。そうすると老人も若者も得だというわけです。
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