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ただその前の水準に戻ったにすぎないんではないのかな

2008年2月4日放送

日経CNBC マーケットラップ

報道解説部 中嶋健吉さん

順調に下値切り上げ型のパターンに入ってきたのかなという感じがします。あとは出来高が増えてくるかどうかと、このあたりがポイントになりそうですね。
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今日のマーケットですが、ニューヨーク高を受けての高寄り、そしてそのあとは一貫して高値圏でのもみ合いで終了したということで、久々に全体的に強い動きだったなあという印象を与えてくれました。

ただ、どうでしょう、この水準を見ていきますと次のチャートをご覧いただきたいんですが、このチャートにありますように、先月1月21日、22日この二日間で約1288円の大暴落となったわけですが、ただその前の水準に戻ったにすぎないんではないのかなという気がします。

この二日間の急落ですが、これはまさにソシエテ・ジェネラルの不正取引によるポジションを閉じるための強制的売りが引き起こしたものであったといわれていますし、その当時、なぜこんなに下げるのか、実態が分からなかったために付和雷同的な売りが引き起こした異常なものであったと、この点には注意が必要かと思います。

つまり、ここまでの戻りはソシエテ・ジェネラルの問題、これを織り込んだだけであって、サブプライムに伴う一連の下げ、これを本格的に織り込むのはこれからではないのかなという、こうゆう見方も成り立つのかもしれません。

その第一歩として、チャート上、網掛けをしてありますが、これはちょうど1月15日の1395円の窓のところになるわけですが、ここを早急に埋める必要があるのかな、という気がします。

実はこの窓ですが、シティグループおよびメリルリンチの10-12月期の決算ですね、この決算で新たな大幅なサブプライム問題に絡む評価損ですね、これが発生したために、ニューヨーク市場が急落、それを受けて東京も下がったという、その時にできたまさに大きな窓であるということであります。

今日はこの13890円まで上昇し、あと一歩というところまで迫ったわけですが、まあ残念ながらそれを埋めるまでには至らなかった。

さらに重要なポイントとしまして、この窓を開けたこの日ですが、これはちょうど2005年11月2日以来、2年2カ月ぶりに始めて14000円を下回った、この日にも当たるということですので、ある意味では、いろんな意味で象徴的なものが重なっているということで、早急にこの窓を埋めに行く、これがあって初めてサブプライム問題を織り込みに行くパターンに入ってくるのではないのかなと、こうゆう感じで見ているわけです。

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2008年2月4日放送

テレビ東京 Newsモーニングサテライト

経済評論家 三原淳雄さん

今、国会見てると、道路とか、34年も続く暫定税率なんてある?本当に。ここをきっちり議論しなきゃ。

道路をつくるにしても、僕に言わせれば、王道というのがいるんじゃないけど、日本をこうゆう具合にしますとかね、それからお金をスーと通りのいい、世界のお金も日本に来ます、日本のお金も世界に、そうゆう道路づくりじゃないのかと。

それが遅れてるんで、だから日本株真っ先に売られて、おかしなことが起きているわけですよね。

問題の多い日本の国債の長期利回りに比べれば、何と何と、東電だとか、トヨタだとか、世界に冠たる、トヨタ何か日本がどうなろうと生き残るだろうという会社の配当利回りが高い、これに対して買いが入ってこない。

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