財政赤字の問題がもっと深刻になった時にそのプレッシャーの中で金融政策どうやって運営するのか
2008年3月7日放送
テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
アメリカの景気減速懸念が強まる中、FRBは先ほど市場への資金供給措置を強化すると発表しました。今後各国の中央銀行とも緊密に連携するとしているんですが、日本の中央銀行総裁選びは迷走しています。
東京大学大学院教授 伊藤元重さん
この3人本当にベクトルは違うんですけども、これがうまくかみ合えば大変面白い布陣だと思うんですけれど、ただまあベクトルが少し違うもんですからね、それぞれ個性を発揮できるかどうかというのは見ものだなという気はしますよね。もう一つ考えられるのは、これから5年ですからね、経済の環境かなり違うもんですから、これまでの金融政策と違った局面がいっぱい出てくると思うんですよ。特に重要なのはですね、財政赤字の問題がもっと深刻になった時にそのプレッシャーの中で金融政策どうやって運営するのかという問題とそれまでデフレとの対決だったわけですけども、場合によってはインフレという問題に直面するかもしれない、そうゆうことを考えた時にですね、なかなか今後のかじ取りというのは難しいのかなという気がしますよね。
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