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具体的には年初来高値銘柄数がどんどん増えていくということ

2008年4月21日放送

日経CNBC マーケットラップ

経済解説部 中嶋健吉さん

何といってもニューヨークマーケットが因縁のトレンドですよね。特に12700ドル台で頭を押さえていたこの水準をきわめて明確に上抜いたということ。これで結局東京マーケットも5日続伸ということになるわけですね。その結果、昨年10月から常に一目均衡表の雲の下限で跳ね返されていました日経平均株価ですが、今日は明確に雲の中に突入してきたということになります。本当に何度も何度も跳ね返されたわけですが、今日は明確に突入したということ。もう少しこれを大きく見ておきますと、雲の上限が急速に下落してきていますので、雲を上抜くのも時間の問題と強気な見方も出てきています。ただ、チャート見ていただくとわかりますように、5連等の中で3日間三空を形成しているですね。前日の終値を大きく上回っての上昇という三空が形成されているということですんで、ちょっとしたスピード調整でしょうか。それがあってもおかしくない、とこうゆう見方も非常に根強くあるのは事実です。さて日経平均の動きを見ておきますと、昨年10月の高値ですね。これがちょうど17488円。直近安値が3月17日。11691円です。約5797円下がったわけですが、黄金分割比の38.2%戻り、これがちょうど13905円という水準です。となりますと、今日の高値が13739円ですんで、もう少し上値があってもいいのかなという気がするわけですが、ただこれは最終的には2月27日の戻りの高値、14105円。これを上回ることが喫緊の課題になってくるんではないのかなという気がします。実はこの水準を超えることによって、初めて3月17日、これの安値11691円ですね。これがとりあえずの底、大底という認識が広まってくるであろうということになります。さらに個別銘柄の動きでは非常に強いものが目につきました。今日は約66銘柄が年初来高値更新していますが、具体的には2銘柄見ておきましょう。キヤノンとアドバンテストなんですが、まずキヤノンですね。直近高値、今日は明確に上回ってきています。言い換えれば、年初来高値を越えてきたということですよね。さらにアドバンテスト。これも全く同じパターンですよね。直近高値を上回ってきたということになります。日経平均株価が2月のあとの高値を上回ってない中で、こうした先行した形で、銘柄が上回ってきたということですね。その結果、今日は66銘柄が年初来高値を更新しています。片や12銘柄が年初来安値更新ということで、圧倒的に高値更新銘柄が多いと。このように高値更新銘柄増えてくるということになりますと、投資家にとって験のいい銘柄、相性のいい銘柄がその中に散見される、いや増えてくるということになりますので、改めて投資家の市場への再参入、これを促すという結果になりますので、20080421 日経CNBC マーケットラップ 何といってもニューヨークマーケットが因縁のトレンドですよね。特に12700ドル台で頭を押さえていたこの水準をきわめて明確に上抜いたということ。これで結局東京マーケットも5日続伸ということになるわけですね。その結果、昨年10月から常に一目均衡表の雲の下限で跳ね返されていました日経平均株価ですが、今日は明確に雲の中に突入してきたということになります。本当に何度も何度も跳ね返されたわけですが、今日は明確に突入したということ。もう少しこれを大きく見ておきますと、雲の上限が急速に下落してきていますので、雲を上抜くのも時間の問題と強気な見方も出てきています。ただ、チャート見ていただくとわかりますように、5連等の中で3日間三空を形成しているですね。前日の終値を大きく上回っての上昇という三空が形成されているということですんで、ちょっとしたスピード調整でしょうか。それがあってもおかしくない、とこうゆう見方も非常に根強くあるのは事実です。さて日経平均の動きを見ておきますと、昨年10月の高値ですね。これがちょうど17488円。直近安値が3月17日。11691円です。約5797円下がったわけですが、黄金分割比の38.2%戻り、これがちょうど13905円という水準です。となりますと、今日の高値が13739円ですんで、もう少し上値があってもいいのかなという気がするわけですが、ただこれは最終的には2月27日の戻りの高値、14105円。これを上回ることが喫緊の課題になってくるんではないのかなという気がします。実はこの水準を超えることによって、初めて3月17日、これの安値11691円ですね。これがとりあえずの底、大底という認識が広まってくるであろうということになります。さらに個別銘柄の動きでは非常に強いものが目につきました。今日は約66銘柄が年初来高値更新していますが、具体的には2銘柄見ておきましょう。キヤノンとアドバンテストなんですが、まずキヤノンですね。直近高値、今日は明確に上回ってきています。言い換えれば、年初来高値を越えてきたということですよね。さらにアドバンテスト。これも全く同じパターンですよね。直近高値を上回ってきたということになります。日経平均株価が2月のあとの高値を上回ってない中で、こうした先行した形で、銘柄が上回ってきたということですね。その結果、今日は66銘柄が年初来高値を更新しています。片や12銘柄が年初来安値更新ということで、圧倒的に高値更新銘柄が多いと。このように高値更新銘柄増えてくるということになりますと、投資家にとって験のいい銘柄、相性のいい銘柄がその中に散見される、いや増えてくるということになりますので、改めて投資家の市場への再参入、これを促すという結果になりますので、具体的には年初来高値銘柄数がどんどん増えていくということ。これが基本的には大変重要なポイントになってくるんではないかなという気がしています。

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