身近にいますか、口だけでなく社会貢献する若者？

2008年5月1日放送

テレビ東京　ワールドビジネスサテライト

ボストンコンサルティングＳ　日本代表　御立尚資さん

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なぜ、農業だけ意欲のない個人経営が退出しなくていいの？

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もともと天候の影響を受けたりして、市況のブレが大きいというのが農業の難しさで、意外にリスクのある分野であるのは間違いないので、かなりリスクをどう遮断して、情報を集めて、適正なプレイシングするかというところで、地銀誰にでも向いているというより、能力を貯めた地銀だけが収益を作っていける分野だと思いますね。

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働く人には心理的喜びを与え続けるけれども、受益者には感動を全く与え続けなくてもいい職場がありますよね。

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大真面目にですね、ずーと自分たちのやっている仕事の意味っていうのは、こうなんだよと言って、働く人に心理的な喜びとか、感動を与え続けることを本気でやり続けている。もちろん、長くたってますから、いろいろディズニーも盤石ではないとは思うんですけど、そこはグローバルに比較して、まだまだ東京ディズニーランドは圧倒的に強い最大の理由だと思いますね。

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身近にいますか、口だけでなく社会貢献する若者？

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産業構造も富の配分も中流を作るということなんですが、その時何か欠けているなと思ったのはですね、お金じゃないところがないと中流というのは本当は意味がないんじゃないかということを最近気づかされまして、20代の方に、採用活動だとか、大学で講義することあるんですね。ものすごく社会貢献とか、社会性というところに意欲をもっていたり、そこが引っ掛かるという方がいらっしゃるんですよ。就職するなら、何か仕事を通じて社会の役に立ちたいというのが急に増えているんですよ。少し上の20代後半から30代の方々の時に同じようなことをすると、自分の市場価値を上げたい、この仕事すると能力上がりますか、とおっしゃる方が多いと思うんですが、今は社会のために立ちますか、と真顔で言ってくれる若い人たちは捨てたもんではなくて、中流社会は金銭的なものプラス何か余裕を持って社会にお返しするんだという感じができてくると新しい力ってできるんじゃないでしょうかね。