市場は当局の苦しさを見透かしている
2008年10月9日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタルマネジメントLLC 堀古英司さん
当局は何か手を加えれば、市場が反転してくれると期待し過ぎのような感じがするんですね。空売り規制、ここ20日間効いていましたけれども、この20日間の値動きご覧なってわかるとおり、空売り規制というのは逆効果というのは明らかですし、それから金融安定化法案、かなり大げさに宣伝していましたけれども、そもそもそんなに効き目ありませんし、それから、先週は金融安定化法案、合意に達していないのに大筋合意と言ったりですね、今日に至っては、単独で利下げすればいいものを協調であると、逆に言えば、単独でやって効き目がなかった時が怖いんだと思うんですけど、逆に市場は当局の苦しさを見透かしているような気がします。
市場の力に任せるのが一番いいと思います。特に明日から、幸い空売り規制が解除されます。株価は下がるかもしれませんが、流動性は戻ってきます。今までの20日間のような上下というのは、来週からは徐々に改善していくはずです。来週、大手金融機関の決算がありますので、私は来週いったん底を打つんではないかと考えています。
実体経済への影響はここ数カ月間あったような株価の動きが、このまま実体経済に半年以上後になるといいと思います。ということは、来年の春先とかに厳しいリセッションが来るということだと思います。
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2008年10月8日放送 NHK BS1 経済最前線
YouTube スティーブ・チェン共同創業者
日本は米国に次いでユーチューブや携帯電話の利用者が多い国です。だから日本市場は私たちにとって、とてもとても重要です。事業者側からもメーカー側から見ても日本は最も最先端の携帯電話のある国。だから私達は携帯電話事業者やメーカーともっと協力関係を築きたい。
ユーチューブがグーグルに買収された後、グーグルの研究開発チームと協力して音楽や動画の権利を認証できる取り組みを始めました。著作権のある動画が投稿された時はいつでも自動的に見破って、自動的に削除することができます。
コンテンツ制作者が削除してほしい時、私達はいつでも削除できると伝えたい。私達はコンテンツ制作者と広告主を繋いで、コンテンツで利益を出し、マーケティング効果も生み出します。どんな人がどこでどれだけ見ているのか、多くのデータを持っているので、コンテンツ制作者と協力できると思います。
シャープ海外総責任者 菅野信行常務
中国の携帯市場というのは年15-20%伸びると思っている。今は2億台だが、時間の問題で3億になると思っているので、マーケットは世界で一番。期待は大きい。
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2008年10月8日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
大和証券 投資情報部 野間口毅部長
売りが売りを呼ぶ展開。機関投資家の損失確定売りも。
公的資金を投入すれば金融の混乱はいったん落ち着く。その後は経済の自律回復か、景気対策をやるのか。公共投資や減税の検討の余地がある。
明治大学 教育支援部 杉林宏茂事務長
リーマンブラザーズの破たんに伴いかなり雲行きが怪しくなってきた。企業が採用数をかなり減らすと聞いている。本来ならば大手企業が採用数を減らせば、その分中小企業に枠が広がるが、問題は中小企業に体力があるかどうか。
政策研究大学院大学 大田弘子教授
公立病院はコストが普通の病院よりも高い。経営難を小泉内閣のせいだけにすると問題の本質を誤る。高齢化が進む中で、社会保障を聖域扱いして、増えるに任せていいのかどうか考える必要がある。
日本は財源を再分配する形で弱い部分を補ってきた。小泉改革で再分配をやめ、弱い部分を強くしていくのが次のステップだが、次のステップに行くところで、大きな逆風が吹いてきた。そろそろ再分配を復活してくれという声。
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2008年10月8日放送 NHK総合 クローズアップ現代 さよなら王監督 名将の軌跡と魅力
王貞治さん
ちょうど、プロ野球に入って50年。本当にいい人生を歩ませていただいたと思います。50年、一つの道にこれだけどっぷりとつかって、心をときめかして、68歳になりながら、まだまだこういう形でときめかせてやれるというのは、本当に幸せだったと思います。
作家 ロバート・ホワイティングさん
人々は無意識に王監督の辞任で、とても日本人的な何かが失われつつあると感じているのではないでしょうか。王監督は、日本人の良識や倫理観の指針のようなものでした。王監督の辞任が人々の心を揺るがせています。これから誰を頼りにしていいのか、分からないのですから。
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2008年10月2日放送 NHK h 100年インタビュー 棋士 羽生善治さん
知識とか、データとか、定跡というのはあるんですけど、最近の傾向としては、一番最初のところから結構思い切った手とか、奇抜な手をやってくるという傾向があるんですよ。最初の手は決まっていて、そこはリラックスして進めるという感じではなくて、序盤の最初数手ぐらいの所から、ちょっと意外な変化球がきたり、思いがけないような作戦が出てきたりするので、ちょっと気が抜けないという感じがありますね。
将棋というのは、分からない部分もあるので、データを集めたりするというのは、力がないからそういうことをやっているんだと、ちょっとそれを軽視する傾向があったんです。最近はどんなジャンルもそうなんだと思うんですけど、例えば、すごく分析したり、研究したり、対策を立てたりという、そういう傾向が強まっているというところが将棋の世界にもやってきたというところですね。
一つは運とか、ツキとかそういうこともあるような気がするんですね。さっき手が震えるという話をしましたけど、指運てあるんですよ。つまり、手がいいところに行くかどうかとか。例えば、最後時間がなくなって、手がいいところに行くかどうか、わからない場面というのがあるので、分からない場面の時に、いいか悪いかわからないんですけど、指さなきゃいけないわけですよ。時間がないですよ。その時に、いいところに行くか、悪いところに行くか、これは運ということもあるし、そこはその人のもっている考え方とか、発想とかというものが出るというところもありますね。
自分自身が対局している手ごたえとして、それは実力なわけですよね。必ず負ける時は負けた原因もあるし、負けた結果というのは自分自身の実力であるわけですから、それは厳然と厳粛に受け止めないといけないということはやっぱりありますよね。
忙しくしているつもりはないんですけど、対局が重なる時期というのはありますね。ここがまた面白いところなんですけど、対局が多くなってくると、体調面では厳しい、体力的には厳しいところはあるんですけど、ただ、だんだん勘が冴えてくるということもあるんですよ。勝負勘というか、一つの場面でパッと見て、これが急所だとか、これはいけるとか、そういうところの取捨選択の精度が上がってくるというところはあるので、忙しいからといって、厳しいかというと、そうでもないこともあるんですね。一番いい感じは中4日ぐらいでいくんですよ。中4日で先発していくというのが一番いい状態ですね。
上達した点は、幅が広がったということがありますね。一つの場面で、今のほうが明らかにいろんな発想とか、できるようになったというのはあります。衰えたほうは、やっぱり、一番は何と言っても記憶力ですね。記憶が20代のころと今では一番違っているところだと思います。
一生懸命考えないとわからないという場面が本当にたくさんあるので、もちろん今まで1000局以上対局していますから、この形、前にやったとか、いろいろあるいんですけど、必ず、その前例を離れて、違った場面になるわけですね。前例を離れた場面になったところからは、自分自身の力だけで指さなくてはいけないので、そこは一生懸命考えないとどうにもならないというか、ということはありますね。
答えがない場面、よくわからない場面てよくあるんですよ。これが妙手だとか、悪手だとかわからない場面というのがあるので、そこはかなり個性が出ると思います。必ずそういう局面というのは1局の中に何回も現れるので、そこで何をするかというのは、答えはないわけですから、答えがない中で、何をするかというのは、すごく人の個性が色濃く反映されることじゃないかなと思っていますけど。
冒険的なこともしないと進歩もないということもあると思うんですよね。ただ、勝負という面に関して言えば、セオリー通りに手堅く行ったほうが多分勝率も高いだろうといったこともあるんです。冒険的なことはやはり冒険なので、うまくいかないことも多いんですよね。特に、プロ同士の場合ですと、何か挑戦的なことをやっても、的確に還ってきますから、なかなかそれでうまくいくということは少ないです、半分もないです、やって。
コンピュータ将棋って、ここ数年ずっと伸び悩んでいたんですね。アマチュアの3,4段ぐらいまで来ていたんです。そこから次、どう強くしていくかという方法論が見つからなかったんです。ただ、ここに来て、ちょっとその壁を突破して、さらに実力が上がったなという印象がありますね。
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2008年10月3日放送 NHK BS2 BS熱中夜話 2008年上半期総集編
作家 唐沢俊一さん
人間って、心の中に欠損、欠けたところを持っているんですよね。そのかけたところを補いたいということで、大体の人は補える術もなく、方法も知らず、毎日平凡な日常を送っている、暮らしているんですけど、そこにたまたまぴったりはまってしまって、俺に欠けていたものはこれなんだ、っていうものを発見しちゃう人がいて、それが僕は熱中する人というのではないのかなと思うんですよね。本当に、熱中している人たちの話し方とか、表情、本当に幸せそうなんですよ。
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2008年10月4日放送 NHK BS2 にっぽん熱中クラブ 飛びます 舞います シンクロボーイズ! 宮城・仙台一高 水泳部 シンクロナイズドスイミング
競泳というと一人の種目じゃないですか。それが、シンクロになるとみんなで力を合わせて一つのものを作るというものだから、自分がやっていた競技と全然違うものをやっているわけですから、水の中とはいえ、そこに新しい楽しさがあって、みんな引き込まれている感じですかね。
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2008年10月9日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
今回の反発の背景には、明日のSQがありますよね。それがあったがゆえに、昨日あたり大きな下げになってしまったと。実は先週金曜日にある程度ブローカーのポジションが読めていたんですが、そのあとの急落、その数字がぐちゃぐちゃになってしまったということで、明日がどういう形でのSQになるか、誰も予想がつかなくなったということで、昨日ああいう形でドンと大きく下げてしまったということ、これが一つありますよね。ただ、そういった形での反動が今日出たということ、それが一つのきっかけではあるんですが、もう一ついい材料が出ましたのは、実はIBMの決算ではないのかなという気がします。昨日の引け後、予定をかなり早めた形でIBMが7-9の決算を出したんですが、7-9の数字は予想通りと。12月通期予想もほぼ予想通りという数字が出たんですよね。予想通りだから何と言うことはないんじゃないかという見方もあるんですが、IBMの最大顧客はアメリカの金融機関なんですよね。予想通りであるということは、金融機関からの発注がそれほど落ちていないということを表すということで、これもかなり安心感をマーケット関係者に与えたなという感じがしますよね。全体的には、そういったことも含めて、昨日あたりから、現物は買えないけれども、買う権利、いわゆるコール、これを買おうという動きが大分強まってきていましてね、このあたりもポジションの流れの中でのきっかけになったと、こういう気がしますよね。
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2008年10月9日放送 テレビ東京 NEWS FINE
日興コーディアル証券 シニアストラテジスト 河田剛さん
資本注入というのは、大恐慌の時も最終手段として恐慌を止める効果があったんですね。これを協調して出せるとかなり大きなインパクトがあるということになります。
スキームを作るだけでもかなり安心感が広がると思いますけれども、本格的に金融市場が底をつけるためには実際に注入するという行為が行われなければいけないでしょうね。株価的にはすでに底入れ水準に近付いていると思います。日経平均でいうと、今の下値めどというのが、9085というところにありますけれども、ここで今、何となく頑張っているんですね。G7で対策が出せれば、この近辺が下値圏になってくると思います。出せなければ、その下もありますけれども、いずれにしても歴史的下値圏は近づいているというふうに考えていいと思います。
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