月曜日のマーケットが非常に楽しみですよね

2009年1月30日放送　テレビ東京　Ｎｅｗｓモーニングサテライト

三井住友アセットマネジメント　下出哲也さん
今回の株式市場の下落と、その中心的存在である金融・不動産セクター時価総額比率をみますと、金融・不動産セクターは2006年末にピークをつけています。一方で、株式市場は2007年末がピークでした。その後、両者とも下落を続けていまして、まだどちらとも底入れとは言い難い状況です。

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2009年1月29日放送　ＮＨＫ ＢＳ１　経済最前線

かにネット販売　通信販売会社　松浦賢一マネージャー
根室という地域的ハンデはすごくあると思うんですが、ネットの場合は垣根がなくて、不況脱出のいいチャンスというか、ツールではないかと思います。
名前がお客様に知れ渡ってくれば、どんどん利益も取れるようになってくると思いますので、今は先行投資ということで、積極的に投資しております。

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2009年1月29日放送　テレビ東京　ワールドビジネスサテライト

日本総研　新保豊主席研究員
平たく申し上げると、開発スピードに勝てないと、利益率も下がっちゃうし、競争力も失ってしまうという、やはり強迫観念があるんですよ。
速い開発ペースは今般の大不況、金融危機のちょっと前までのモデルというふうに言えると思います。消費が冷え込んでくるということが、今年になってはっきりと表れてきていますので、開発ピッチを見直すということは、日本企業だけではなくて、世界共通の状況だと思っています。
トンネルを抜けた後に、消費者ないし生活者が本当に求める商品をいかに打ち出せるか、経営者は限られたお金と人材といった経営資源をどのように傾斜配分できるか。

三菱総研　エネルギー研究グループ　早稲田聡主任研究員
資源が少ない日本にとっては、石油以外の天然ガス、石炭であるとか、新エネルギーといったものを開発をし、日本のセキュリティ向上というものを政策の根幹に据えることが必要ではないかと思います。
エネルギーを必要とする時に、そのエネルギーが日本に到達しないというところが最大のリスクとなります。
数多くオプションを用意しておいて、何か有事の場合には、別のオプションからエネルギーをもってくるといったところが必要になります。

船井総合研究所　野田芳成シニアコンサルタント
中古品市場というのは、不況期に強いというのは間違いないかなあと思うんですが、若干ちょっとデフレには弱いかなと。今ですと、不景気デフレという経済環境ですので、以前のような急激な伸びというのは見込めないかなと。
新品と中古の価格差というのが大事だと思うんですね。この時期、新品と中古の価格差が縮まってきた。より価格訴求したショップの形態というのも必要になってくるかな。

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2009年1月29日放送　ＮＨＫ総合　クローズアップ現代

危機後の世界化をどう築くか　ダボス会議からのメッセージ

世界経済フォーラム　クラウス・シュワブ会長
今回は従来の周期的な危機と違い、本質的な変化を伴う危機だ。将来、同様の危機に直面しないためには、これまでのやり方や行動、そしてルールを変えなければならない。

世界の変化を40年近くにわたって見つめてきたシュワブ会長。今の世界は政治色が強く、各国の利益に基づいた交渉や妥協点の模索が行われがちだ。国境を超えた問題の解決には、最も優れた知識を活かして、中立的で、グローバルな利益を考えて行動するシステムを作る必要がある。それには、トップダウンではなく、誰もが参加し、貢献できるもっとボトムアップ型の取り組みが求められている。ダボスはその構築に向けた大きな議論の場とシュワブ会長、語っていました。

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2009年1月30日放送　日経ＣＮＢＣ　ラップトゥデイ

経済解説部　中嶋健吉さん
選択と集中経営から日立流の総花経営への見直しが今行われていて、最後にはエコ関連なんですよね。原子力であり、鉄道車両を作っているということ。原子力と鉄道車両というのは日立得意のコンシューマー部門から社会インフラ部門でもあるということでもありますよね。まさに新興国に向けて大きな技術提供ができるということで、こういうところを今回の数字で出尽くしということで評価するのか、まだまだ日立は悪いということで売りたたかれるのか、月曜日のマーケットが非常に楽しみですよね。

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2009年1月30日放送　テレビ東京　ＮＥＷＳ　ＦＩＮＥ

岡三証券　理事　永見和彦さん
日経平均は米国への期待だけではなかなか上がりきらないということですね。経済指標が悪い。企業業績の発表も非常に厳しいということで、米国がちょっと崩れると簡単に崩れてしまうというところがありますので、まだ11月から続いているボックス圏の動きというのが継続中ということだと思いますですね。8000円を挟んだ動きということですね。決算にしましても、指標にしましても、どちらかと聞かれれば、予想以上に悪いです。個別銘柄では織り込み済みというところもありますけれども、非常に厳しいのは間違いないですね。