経済成長に依存する、言葉は悪いですけど、独裁政権という性格があった
2009年2月17日放送 NHK総合 あしたをつかめ~平成若者仕事図鑑
いつでも依頼人のために 弁護士
弁護士 岡林義幸さん
寝ようと思っても、その事件のことが気になって、眠れなかったり、朝起きた瞬間に、仕事のこと、事件のことを考えていたり、ストレスというか、そういった夜も事件のことを考えて、本当にその人のために、どれだけのベストを尽くせるか、そういったことを考えるのが、弁護士の仕事だと思うので、それをストレスに感じていたら、将来やっていけないと思いますね。
職が人を作るというところがあって、弁護士になった今、思っていることは、一つ一つの事件をしっかりとこなして、依頼者に喜んでもらうような仕事をしていくことが自分の職責だと思っていますし、それが今後自分の生きがいになると思っています。
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2009年2月15日放送 NHK BS1 アジアンスマイル
孝女の涙 台湾 台北
劉君玲さん
私の葬式は大勢の人に来てほしい。人生が無駄じゃなかった証しだから。一緒に働いているシャンイーの女の子みんなに来てほしい。それで、縁起の悪い日がいいの。縁起のいい日は、みんな忙しくて来れないから。知り合いは全員泣き女になって、泣けるだけ泣いてもらわないと。
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2009年2月17日放送 テレビ東京 ガイアの夜明け
空想からヒットを生め 突破口は常識からの脱却
25歳の学生から寄せられたアイデアに注目しました。フロントガラスに描かれた黒い丸。実はカメラなんです。車とメールをかけて、車メール。携帯世代の発想です。ドライブ中に出会ったきれいな景色を記録するのです。
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2009年2月20日放送 NHK総合 地球特派員スペシャル
壁崩壊から20年 グローバル資本主義の未来 第1部
外交評論家 岡本行夫さん
ウクライナとグルジアが加盟したら何が起こるかというと、NATOはご承知の通り、集団自衛権を持っていますから、グルジアとロシアが国境紛争を武力で起こしたら、グルジアを応援して、すべてのNATO諸国、アメリカ、カナダがロシアと戦争するという条約体系になっているわけですね。ロシアにとって見れば、堪らない。特に、社会計画研究所、パチェーエフさんが言っていましたけど、カギはドイツですね。ロシアにとって一番大切な国はドイツですよ。今まで何度も戦争をして、何千万という人が死んでいる。今、奇跡的なまでの親善関係をドイツとの間に持っている。そのドイツと俺たちを喧嘩させる気か、という言い方ですよね。
ウクライナはロシアとの関係をどうするか、ヨーロッパとの関係をどうするか、どうやって自国のアイデンティティというか、独自性を確保していくか、そういうこともあるんでしょう。日本に対して強い関心を持っているんですよ。彼らは、小学校の教育指導要領で、先生たちに、子どもたちに、日本を好きにならせるように教育しなさいと、こう書いてあるですよ。
ソ連時代の産業の中心部分、軍需産業の本拠地でもありましたし、そして大農業国。それが5000万人の人口とともに独立した国、あの重要性を我々はもっと知るべきだと思います。
東京大学教授(国際政治) 藤原帰一さん
1890年代、ヨーロッパは大変な不況、当時では恐慌ですね、襲われます。1890年代の恐慌の時に、各国、何やったかというと、植民地の囲い込みを始めるんですよ。政府が保証してくれる市場というものを求めて、自由貿易ではなくて。むしろ、囲い込んだ植民地を求めて、それがアフリカ分割の引き金になっていくわけで、ヨーロッパ各国に対立が、出先で激化して、そしてヨーロッパ各国の対立が激化するんですね。最終的には第一次世界大戦がはじまる導火線が1890年代の恐慌でした。
その愚かな道を、今回避けることができるのかどうかという、世界の同時金融危機が、国境の中に戻って、偏狭なナショナリズムに戻って、新たな紛争にならないようにするのか、という課題を今年抱えているわけです。
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2009年2月20日放送 NHK総合 地球特派員スペシャル
壁崩壊から20年 グローバル資本主義の未来 第2部
住信基礎研究所 主席研究員 伊藤洋一さん
月ベースで五十万人以上の失業者が出ている。世界中が坂の上の雲で、アメリカを仰ぎ見ていたのに、そのアメリカを象徴するグローバル資本主義が脆くも腰折れしたというような、私が取材した印象を端的に言うとそういうことになります。
東京大学教授(国際政治) 藤原帰一さん
確かに、中国では、共産党の権力が非常に安定しているんだけど、ただ、共産主義とか、マルクス・レーニン主義ということよりは、率直に申し上げれば、経済成長を配分して、格差は確かに拡大するんだけど、最底辺でも前よりも確かによくなっているよという、経済成長に依存する、言葉は悪いですけど、独裁政権という性格があったと思うんですね。この時に、経済成長の配分ができなくなるというのは、これまでの成長に依存する独裁というパターンを少し組み替えていかなければいけない。危機にならないかもしれないんですけど、中国では、暴動という日々の人民投票が行われている国ですから、それが政治危機に繋がらないようになるということが我々にとって非常に大きなかかわりがある出来事なんだろうと思うんですね。
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