明日のオプションの価格をできるだけ低く抑えようという動き
2009年3月12日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
アメリカ大和証券 シュナイダー恵子さん
シティが一部政府の管理下に置かれて以来、政府と金融機関の溝が広がっています。公的資金を持っていると、いつシティの二の舞になるかわからないとみられ、株価が叩かれるので、金融大手のトップは公的資金を受けたのは間違いだった、なるべく早く返済したいと不満を表明しています。一方で、サマーズ氏、ガイトナー長官は追加資本注入が必要としています。現在行われている資産査定の詳細が明らかになっていませんので、政府が銀行経営にどこまで関与するのか、非常に不透明です。今後、政府が銀行の持ち分を増やす可能性は、十分あると思います。
大手10行のうち、9行が大幅減配を実施しています。建前は、景気悪化に備えた予防的措置ということですが、公的資金をなるべく早く返そうという姿勢が明らかです。株主還元よりも、まずは自己防衛ということで、各行とも手元資金確保に動いています。
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2009年3月11日放送 NHK BS1 経済最前線
ファイナンシャルプランナー 山口哲生さん
投資信託買った時に、値下がりした時に、持ち続けるか、売るかという選択、二つしかない。なくなっちゃうわけですよ。それは非常に身動きとりにくくなって、資産運用なんてやめたという気持ちになってしまうわけですね。リバランスというのはそうではなくて、今下がっているものを新しく買うということができるわけですね。第三の道なわけです。
ファイナンシャルプランナー 竹川美奈子さん
一つは毎月分配金がもらえるということで、預金の利子と同じような感覚でとらえている人が多かったと思うんですね。本当は、投資元本自体は変動するわけなんですけども、それは置いておいて、気にしないで、分配金だけもらえるというそこの部分にフォーカスした人が多かったということだと思います。
新興国に関しては、マーケット自体が非常に小さいので、大きな資金が流入してきた時には、大きく上昇するということもあるんですけど、一方、資金が引き上げられてしまった時には、急激に価格が変動する、下がってしまうというようなリスクも同じようにあります。
リスク限定型と言っても、実は一定の条件のもとリスクが限定されていたり、元本が確保されているだけなんですね。条件が非常にいくつもあったり、複雑だったりするので、なかなか一度聞いただけだと理解できないという方も多いと思いますね。
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2009年3月11日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
WCO 御厨邦雄 事務総局長
コスト要因からみても、一番の障害になりかねないのは貿易手続きであると。税関手続きを強化して、そして複雑化していくというようなことにならないようにということ、これが重要なことだと思います。
WTOの、現在ドーハラウンドで交渉をやっておりますけれども、税関手続きをはじめとする貿易手続きをどう簡素化するのか、調和化するのかという方向に焦点が移ってきているということは、これは先進国、途上国を問わず、その重要性が認識されていると、そういうことだと思います。
楽天 金田雅人さん
ネット通販の中では、お買い物を楽しむというのが非常に大きいので、そういう意味では、ポッキリ価格というのは、非常に魅力があるというか、お買い物をして楽しいという仕掛けを感じられる人が多いんではないか。
第一生命経済研究所 ライフデザイン研究本部 小谷みどり主任研究員
何々家の墓というのは、そんなに歴史がないんだということを知ると気が楽になると思うんですね。すごく伝統のあるもので、私の代で、これを潰すなんてって、呪縛にかられている人って、いっぱいいらっしゃるんですね。
子供や孫がいても、家意識の強い人でも、これから自分のお墓が100年後、存続する保証というのは何にもないんだということを改めて、私たち一人一人が気づかないと。
ライフスタイルって、変化するわけですね。5代、10代、たとえ、何々家が存続していたとしても、その墓の近くに住み続けているかと言われると、いくつもの条件を乗り越えなくてはいけないわけですよね。ライフスタイルの変化に応じて、お墓の形を変えていきやすいあり方というのが、求められていると思うんですよね。
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2009年3月11日放送 NHK総合 クローズアップ現代
貧しくて学べない
どういうふうに家計がなっていくのかというのは、全く見込みがない状態で、やっぱり自分は学校をやめて、お金を稼がないと、やっぱりだめなんじゃないかなというのも感じたりします。
県立高校 教諭 白鳥勲さん
意欲も希望もない、自信もない辞めていく生徒が増えたら、一体どうなっていくんだろうと、社会全体としては、もういい加減、その場で手を尽くさないとやばいなという思いは率直にしています。
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2009年3月12日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
市場関係者の見方に一部に出ているんですが、一昨日にドレスナー証券ですよね、これがコメルツのほうに買収されるということになって、店を閉めるということ、ここもそこそこのポジションを持っています。特に、先物は2万枚以上の売り越しになっていますので、それに見合う現物があるだろうといわれていますので、その現物の売りがこのところ出ているんではないのかなあと、こういう見方にもなっているようですね。特に、今日は先物の中ではニューウェッジですよね。これが今日、4000枚売り越しているんですよ。4万枚のうち、4000枚の売り越しですから、1割程度の売り越しになっています。ニューウェッジにつきましても、建玉が22000枚のショートになっていますので、ここも含めて、明日のオプションの価格をできるだけ低く抑えようという、こういう動きもここではあったのかなという感じがします。
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2009年3月12日放送 テレビ東京 NEWS FINE
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 副主任研究員 有元裕美子さん
2005年12月に、国が特定保健指導をすると発表してから、次々と企業が商品を投入しまして、市場が伸びては来てはいるんですが、昨年4月開始以降、それほど伸びていないんですね。
メタボのターゲットが20歳以上の成人ですと、3000万人、国民の約4分の1に達するとみているので、非常にパイが大きいんですね。それに比べて、市場の伸びというのが厳しいなというふうに見ています。
原因は制度の実施が遅れているということに尽きます。あと、メタボの市場のメインターゲットが中高年男性、つまり健康意識の低い方々、というところなんですね。ですから、制度で、潜在需要を高めるために、危機意識を煽らないと、市場が顕在化しないところがあるんですね。そこが今、遅れているということです。
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