何を求めているのかがわからないと、私はプロだと思っていないんです
2009年3月3日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀
人間、死ぬまで勉強
料理人 西健一郎さん
奥のある味って、それは食べた時の味が残っているっていうんですかね。いやあ、あの味は忘れられないよねって、そういう意味では、いろんなところでモノを食べた人が来ていただく。それに対して、抜けた味のおいしいもの。
今日、ここへ座った人が、何を求めているのかな、それがわからないと、私はプロだと思っていないんです。お客様の気持ちのわからない人が、一方的にものを作って出しても、もう一度来たいとは思わないんじゃないですかね。
私は高いものだけが美味しいんじゃないと日ごろから言い続けているです。親の言葉を借りると、安いものに手をかけないと何をかけるとよく言っていましたからね。だから、いい素材は誰がやってもおいしく、おいしいんです。でも、それでない物を、それと同じように作りだすというのがやっぱり料理人じゃないですかね。
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