公的の買いと思われるかなりまとまった買いが、低いところでマーケットにさらされている
2009年3月6日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
岡三証券NY 杉山賢也さん
サブプライムローンの返済遅延率が20%を超えて高いというのはある程度織り込み済みなんですが、今、問題なのは、優良な借り手を含む住宅ローン全体の遅延率が過去最高水準に上昇しているということで、これが問題になっていますね。住宅市場は、サブプライムローンの借り手というのは全体の15%程度で、比率として圧倒的に高いのは、優良な借り手を含む部分で、これがある意味問題の本丸であると言えると思います。住宅価格の下落が続いていますので、ローンをいくら払っても、住宅ローンの残高が、持ち家の価値を上回ってしまうという状態が続いてしまって、結局、ローンの返済をあきらめてしまうという状況が続いているわけです。
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2009年3月5日放送 NHK BS1 経済最前線
広島県福山市 電子機器メーカー エクセル 製造部・開発部 藤原勝則部長
景気の波で、大手さんから非常に生産調整とかいうことで、自分たちの思うようにいかないということで、非常に困ってしまうと。下請けではない分野で、自分たちで製品を作ると。完成されたものを出していこうと。
小規模の特徴とする一番お客さんに直接対話が出来て、お客さんの希望のものができるというのが大きいと思います。いろいろときめ細かい改造、改良を重ねることによって、大手さんに立ち向かえるんではないかと思っております。
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2009年3月5日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
中国料理店料理長 韓忠貴さん
賃貸だと落ち着かないんです。結局は他人の家で、その期間に関係なく、他人のためにお金を払うという感覚になる。中国人は伝統的にそう考えるんです。
日本経済新聞社 日経MJ 篠原昇司編集長
外食産業は、デフレの時代になってくると、価格戦略は単純な戦略では到底通用しない。二つの価格帯の戦略、あるいは、中間層を含めると三つ、あるいは四つ、そういった複雑な価格戦略、価格体系を取っていかざるを得ないと。
早大大学院ファイナンス研究科 川口有一郎教授
CO2の排出量の4割は不動産から出ていると。クリーンエネルギーであるとか、あるいは排出ガスですね、そうしたものを削減努力しているビルには、容積を緩和して、そこに補助金を出していくと。内需の拡大の大きなエンジンになると考えています。
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2009年3月5日放送 NHK総合 クローズアップ現代
揺らぐサラリーマン健保
タクシー会社 健保組合理事 下山慶太さん
自助努力は完全に超えていますね。やあ、それは難しい選択をしなければいけないと思っていますけどね。もう、健保を解散するということを選択肢として出てきてしまうんじゃないかと思いますけどね。
埼玉県トラック健康保険組合に加入する会社の経営者
そんなにも高額を、なぜ我々が負担しなくてはいけないのか。ちょっと不公平なんじゃないかなと。
正社員で契約している雇用形態を業務委託契約に変更しようと検討している人材コンサルティング会社の経営者
社員にそういう無理を強いるというのは、人としてどうなんだといわれると思うんですよね。経営者側の論理だといわれてもしょうがないですけれども、それはやむを得ないことですよね。
かつて保険証を改ざんしていたというある機械メーカーの経営者
安くできたら一番いいですよね、経営者の立場でいけば。毎月毎月の払っていくお金が減るから、助かったという面もあるけどね。
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2009年3月6日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
公的の買いと思われるかなりまとまった買いが、低いところでマーケットにさらされているんですよね。それに向かって売りがぶつかっているという、こういうパターンになってきていますよね。一番大きな問題は、公的の買いに、タイミングを合わせるように目先筋の買いがやっぱり入っているんですよね。それは当然、回転が効きませんので、すぐ投げるという形になりますので、それが全体的に金融株を下押しているという、こういうパターンになっていますよね。
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2009年3月6日放送 テレビ東京 NEWS FINE
岡三証券 理事 永見和彦さん
非常に弱い動きになっていますけれども、米国株が下値を試しているという状況ですので、その影響を受けざるを得ないということだと思いますし、昨年10月27日の安値というのは終値でなかなか切ってこないんですけれども、支えられているという感じが非常に強いんですけれども、やっぱり弱いなと思うのは、連騰がないんですね。今週たまたま二日連騰しましたけれども、1月末に3連騰があったんですけども、それ以来連騰がなくて、上がると、すぐ売られるという感じが強いんですね。
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