約束を守るだけで、たぶん10年ぐらいかかっちゃうんですよ。でも、俺、それでいいと思っています
2009年4月3日放送 NHK BS2 にっぽん熱中クラブ
響け 魂の太鼓 沖縄国際大学エイサーサークル浦風
みんなに伝えたいことは、ちょっとしたきっかけで入ったサークルだったけど、みんなとであえて、本当によかったです。一緒にエイサーしてくれて、ありがとうございます。
今日でみんなの顔見るのも最後だと思います。教職とってたから、教職が辛い時とか、バイトが嫌だと思った時に、帰ってくる場所がここにあったから、4年間やってこれたし。
沖縄の大切な伝統とか、先祖供養とか、いろいろある大切なものだから、守っていきたいし、浦風で得た力を忘れずに、きっと力になるから、みんないい人生を送ってください。
卒業式あったら、みんなに会えるのかなとか、何かあれば、みんなに会えるのかなって、ずっと期待していて、浦風として集まるのは多分今日が最後だと思うので、楽しみにしていました。公演の何日か前からずっと思ってきたけど、この子たちなら大丈夫だろうって。僕たちが好きな浦風をもっともっと良くできるだろうし、すぐ越えていくし、そこは安心しています。
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2009年4月4日放送 NHK総合 トップランナー
ミュージシャン TAKUROさん
自分たちが、何を持って幸せなのかということを、あの激しい日々の中で、そこをよくよく考えられたのは良かったですね。考えるきっかけをくれたともいえるから、何をもってして幸せなのか、これは新しい音楽を発明するのが幸せではなくて、何かではなくて、この4人で、高校時代のあのころがそうであったように、楽しく音楽をやることなんだ。で、ライブが終わった後は、楽しい酒を飲んで、将来の夢なんかも語れたら最高なんだって、このバンドが続くってこと以上に、それ以上に幸せなことなんかないんじゃないかっていうのを、99年、2000年ぐらいに、思いましたね。その決意をした時、活動も、それ以前よりはスローになってきて、物事をじっくり考える時間も増えたし、それぞれが30代を迎えて、それぞれが家庭を持ったり、それぞれがやりたいことが出てきて、バンドがある意味懐が大きくなっていく、そのさまをゆっくりゆっくり成熟させていきたいなというふうに変わりましたね。もしかしたら、数字をおっかけることと違う道かもしれないんだけれども、今のところ、ゆっくりではあるけれども、理想な形に近づいています。
一番はちゃんとやるということと、約束したことは何年かけても必ず守るっていうことですね。以前、アジアのバンドとジョイントライブみたいなのをやった時に、今度、あなたたちの国で、あなたたちと一緒に、イベントやろうよといった約束もまだ果たせていないし、今までかかわってきた人それぞれ小さな約束たくさんしてきて、その約束を守るだけで、たぶん10年ぐらいかかっちゃうんですよ。でも、俺、それでいいと思っています。もしかしたら、かつてのGLAYと比べると地味だとか、何とかかもしれないけれど、俺がなりたかった男というのは、そういう男、小さな約束を守る、そういうやつになりたかったはずだから、悪くないですよね、そんな生き方も、ね。そういうことをやりたいですね。
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コメント
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突然のメッセージ申し訳ございません。
たまたま見つけて驚きました。
自分が大学4年生のとき、
たまたまテレビに出て、
たまたま口にした言葉が、
こうして誰かに届いて残っていたのがビックリです。
最後の公演も終わり、
卒業式も終わり、
何かかっこいい台詞でもと思っていたのですが、
最後に出てきた言葉は
仲間への感謝しかなかったです。
エイサー団体、浦風は今も元気に活動しています。
小さな島の小さな存在の小さな言葉を見つけてくれて
本当にありがとうございます
これからも頑張ってください
すなっちょ
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卒業式あったら、みんなに会えるのかなとか、何かあれば、みんなに会えるのかなって、ずっと期待していて、浦風として集まるのは多分今日が最後だと思うので、楽しみにしていました。公演の何日か前からずっと思ってきたけど、この子たちなら大丈夫だろうって。僕たちが好きな浦風をもっともっと良くできるだろうし、すぐ越えていくし、そこは安心しています。
投稿: すなっちょ | 2014年7月22日 (火) 23時25分