9000円のコールを売っている投資家にとっては非常に厳しい状況になっている

2009年4月7日放送　テレビ東京　Ｎｅｗｓモーニングサテライト

新光証券（Ｕ.Ｓ.Ａ）村上実奈子さん
査定が進んでいること自体は悪いことではないんですが、ここでネガティブな情報が流れてくると売り材料になると思います。
2月に国内大手19行を対象とした資産査定、こちらがアナウンスされた時には、査定で失格した場合の国有化が懸念されて、金融株売りの材料となりました。しかし、この査定尾では、失業率が10％を超えて、住宅価格がさらに25％これから下落しても銀行が生き残って、貸付業務を遂行できるかどうか、それを経済学者や専門家が調査するものなんですが、結果を見て、政府が銀行に資本比率の引き上げなどの指導をして、場合によっては、公的資金の注入を行うということもあることから、やはり結果は注目されていると思います。

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2009年4月6日放送　ＮＨＫ ＢＳ１　経済最前線

石川・金沢　自動車リサイクル会社　会宝産業　近藤典彦社長
その時来たお客様がクエートのお客様だったんですね。その方がスクラップの山の中から、これもほしい、あれもほしいといって、その当時のスクラップ部品の、スクラップの価格の3倍ぐらいの値段で買っていかれたんですね。これは面白いなと。
これからは品質管理をきちっとして、お客様にとっても理解ができるかどうか、納得させられるかどうかが非常に大切なことじゃないかなと思いますね。

三井住友銀行　チーフエコノミスト　山下えつ子さん
今回の数字については、これまでの17週間連続の売り越しから、海外勢が買い越しに転じたのかどうかというところが注目点だと考えています。足元でみますと、日経平均株価も大きく上がってきています。これはどうしてかと言いますと、おそらく海外の投資家は売っているんですが、国内の年金基金、あるいは個人の投資家というところについては買い越しになっているということが想像されます。ですので、足元では、日本株の上昇は国内勢の買いに支えられているということになるわけですが、世界的にも株が上がってきていますので、投資の余力があり、株を買いたいと思っているような投資家が、実は海外にも多くいて、もしその人たちが、日本株にも投資を再開するということになりますと、日本株の目先、先行きにつきましては、国内勢に加えて、海外勢も買いに入ってくるということで、大きく株価が上がっていく可能性が見えてくるわけです。

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2009年4月6日放送　テレビ東京　ワールドビジネスサテライト

日本で、燃料として1年間に使われる石油は2.4億トン。そのおよそ4割が輸送に使われている。限りある資源をどう効率よく使うのか。
このシステムを導入して1年、赤帽ではトラックの走行距離が平均2割減り、集荷にかかる時間も大幅に短くなった。燃料費も2割削減できた。
輸送の中でも石油の使用量が多いトラック。エコドライブによって、仮にすべての車両が10％の省エネができれば、年間300万トンもの石油が削減できる計算です。
大型船の速度は16ノットほどで、黒潮などの速い海流は4ノット。このシステムを利用し、目的地に向かう海流に船を乗せれば、その分だけエンジンの出力を落とし、燃料を削減できる。
およそ45日の航海のうち、南西諸島を通る4日間は海流に乗り、効率よく進める。このシステムを利用すると海流に乗っている間は燃料をおよそ10%削減できた。
船の省エネで最大のネックとなるのは水の抵抗。そこで、船の先端から細かな泡を流し、船底に空気の膜を作る。こうして抵抗を少なくすると10％の燃料削減になる。

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2009年4月6日放送　ＮＨＫ総合　クローズアップ現代

強行された発射　検証・北朝鮮ミサイル

マンスフィールド財団所長　ゴードン・フレークさん
北朝鮮に今までと違う道を歩ませるには、中国、韓国、日本、ロシアが協力して説得していかなければいけません。アメリカが北朝鮮と単独で正常化を見据えた交渉を始めたら、北朝鮮を核保有国として認めたという誤ったメッセージを世界中に送ってしまうことになるのです。

静岡県立大学教授　伊豆見元さん
問題の中心である北朝鮮が、アメリカとの話し合い、アメリカとの協議、アメリカとのとの取引がなければ、何もやらないといっているから、オバマ政権が、米朝の協議というのを完全に拒否していれば、この後、もう一度核の再開発ですね、当然そうなるでしょうね。それを止められるのは、しょうがないですよ、米朝しかないんですよ。アメリカしかないんで。

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2009年4月7日放送　日経ＣＮＢＣ　ラップトゥデイ

経済解説部　中嶋健吉さん
今回はオプションＳＱですので、オプションの建玉を見ておきましょう。行使価格9000円で、コールが28972枚、プットがたった6784枚ですよね。8750円ではコール17692枚、プット18150枚で大体拮抗した形になっていると。コールの建玉というのは、元証券そのもの、言い換えれば、先物ですよね、そのものの値段ということになりますので、9000円のコールを売っている投資家にとっては非常に厳しい状況になっていると。ですから、これを踏ませる、言い換えれば、ヘッジのための先物買いに誘導するな、そういう思惑的な動きが出るかどうか、これが今日明日出てくるんではないのかなという感じがしますね。

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2009年4月7日放送　テレビ東京　ＮＥＷＳ　ＦＩＮＥ

日本総研　上席主任研究員　金子和夫さん
昨年の統計によりますと、エキナカの売り上げは2329億ということで、日本最大級の百貨店の売り上げに匹敵する売り上げ規模になっています。何と言っても通行客が非常に多いわけですから。1平方メートル当たりの年間販売額は小売り全体では66万円だが、駅改札内では513万円と約7.8倍。高密度の売り場を作って、しかも営業時間も長いということで、売り上げ効率が非常に高いわけですね。