今までの国が一生懸命やってきたことが、十分かといわれると
2009年4月18日放送 NHK総合 トップランナー
漫才師 チュートリアルさん
ネタが出来てないと。でも、明日の夜7時には開演やと。お客さん、チケットこうてはると。でも、その600人の人たちは前の日の夜中の3時の段階で、何にもできてないとは思ってないやろなとか思ったら、めっちゃ、怖くなってくるんですよ。トイレで便座に座りながら、はあーとなってきて、このままできへんかったら、どうするんやろ、とか、謝るか、とか、いろいろ考えるんですけど、最終的に、出来上がるんですよ。でも、そうなってくると、福田君にできたよと渡すのは、当日の朝の9時とかになってしまうんですよね。そこから、この人は見たこともない台本を急に7本ぐらい覚えるんですよ。その能力に長けているんです、この人は。
それがいやだったら、自分でネタ考えろという話ですからね。僕はネタは考えられないので、全部任しているから、それぐらいは何とか。小学校の時から、夏休みの宿題は絶対してこない人だったんですよ。夏休み明けでも。やってないですという人でしたから、それはもう仕方がないですよね。あと、基本的には、どんなせりふが僕のせりふがどれだけ書いてあっても、基本的には、なんでやねん、と言っておいたらいいかという。なんでやねん、なんでやねん、といいといたら成立するだろ。最悪、なんでやねん、といいといたら何とかなるんですよね。という親切な作りになっているんで。だから何とかなります。
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2009年4月18日放送 NHK総合 経済ワイドビジョンe
経済産業省 増山壽一課長
日本の技術力はパネルを作るだけではなくて、蓄電池、太陽光のもう一つの課題である蓄電池、物凄い技術力があります。あとは、全体をシステムをマネージする、電力会社さんは極めて高い技術力があります。今後はそういうのがパッケージになってくると思いますね。
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2009年4月18日放送 NHK BS2 熱中時間~忙中“趣味”あり~
熱中人間学 クジラ とガチャガチャ熱中人
精神科医 名越康文さん
僕らの言葉に無理やり押し付けると、自己投影というんですけどね。自己投影している時の意識の部分の自分ではなくて、意識からちょっと外された、残された無意識の部分の自分のイメージとかをクジラというものに投影しているのかもしれない。
ワッキー貝山さん
普通、子供の時って、遊んで、そのままどこかにおいてきたりとか、砂場で遊んで、砂場においてきちゃったりとかで、残っていないんですけれども、捨てられないですよね。全部、気持ちが入っちゃうんですよ。近くから見たりすると、意外と、今は普通なんですけれども、きちっと作っていたりとか、きちっとふざけていたりとか、細部にギャグがちりばめられていたりとかするんですよ。
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2009年4月18日放送 NHK総合 追跡!A to Z
狙われる銀行口座
前金融庁長官 五味廣文さん
まず、銀行の皆さんは、自分の商売道具が犯罪の舞台になっているということを厳しく自覚をしてもらって、それは、すなわち、自らの事業の将来にとって望ましくないことなんだというを確認してもらうことが大事だと思います。営業の部門と犯罪対策を担当する部門とが意見が対立するといいますが、コンプライアンスがきちんとできていなければ、商売もできなくなるわけですのでね。
口座というのは、日本の経済活動、特に家計、企業の様々な資金取引の中で、本当のインフラストラクチャーの役割を果たしていますから、例えば、水道の水に毒を入れられてしまったみたいな話ですね。それでは、水道局は仕事にならないわけですね。そうしたことが起こらないようなセキュリティの面でも大変な努力をしているわけで、銀行はそれぐらいの覚悟は必要ですね。
今までの国が一生懸命やってきたことが、十分かといわれると、それは、今日十分なことも、明日は十分でなくなるというふうに考えるのが妥当だと思います。
主導権はあくまで銀行側で、自分の商売が犯罪に使われるということなんだから、それを基本にして、だけど、役所ももうちょっと頭を柔らかくして考えてくださいよ、というところは遠慮なく要求すべきだし、役所はそれに応えるべきだということでしょうね。
預金口座というのは、身分証明書と同じようなものであって、これは人に売るとか、これはもちろん犯罪なんですけれども、人に売るとか、貸すとか、そういう性格のものではないんですよということを徹底する施策を取った方がいいと。犯罪であるということを知らせるということだけではなくて、あなたの身分証明書を人に貸しますか、その結果として、一生身分証明書がない生活をしていかなければいけない。まして、自分の子供が口座がない。これは就職にも差し支えるし、どうにもならないですよね。そういうことをもっと啓発するというのが大事なポイントになりそうですね。
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2009年4月18日放送 NHK総合 ワンダー×ワンダー
探検!驚異の結晶洞窟
ボローニャ大学 地球科学部 教授 パオロ・フォルティさん
結晶洞窟では、長い間、水温が55度から59度の範囲で保たれていたことがわかりました。こんなことが起こったのは、結晶洞窟だけです。まるで、病院の保育器のような環境で、結晶は巨大化したのです。
フォルティ教授の研究によれば、結晶が巨大化した時の成長速度は1年間で0.02ミリ。一つの結晶が10メートルの大きさになるには、50万年の時が必要です。50万年の間、地表では、幾度も気候変動が起き、氷河期が繰り返し訪れました。しかし、結晶洞窟では、変わらない環境がずっと保たれていたのです。
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2009年4月19日放送 NHK BS1 COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン
日本語
東京大学大学院 表象文化論 小林康夫教授
日本語は、少なくとも、ひらがなとカタカナを分けて、ひらがなは何となく日本的なものに使い、カタカナは全部外国のものに使い、名前をカタカナで書いていますね。名前をひらがなでは書きませんよね。この二つの使い分けで、何でも吸収しちゃう。それでも、明治時期に、すごく多くの言葉を日本語に翻訳したわけですね。例えば、哲学というのは全然ないから、フィロソフィを哲学に直したんですね。そうやって、単にカタカナに書いただけではなくて、全部漢字をくっつけて、発明したたくさんの概念があるわけですね。それがある意味近代を作ったわけなんで、それがまた中国に輸出されちゃう。中国でもそれをまた使うようになる。そういうことが起こっていますよね。
個性的であること、自分のスタイルを持っていることと、綺麗なこととは必ずしも、ぴったりは来ないわけですので、一般的には、もう一回正しい形を勉強し直しましょうですよ。その上で、自分の個性を出しましょうという、こういうステップを踏んでいくわけじゃない。そこに、形が一応決まっている美しさを抑えたうえで、なおかつ一歩進んで自分の気持ちを伝えたいという、かなり複雑なんじゃないでしょうかね。この我々の感覚というのは。
俳句の秘密の一つはね、静かさやのやにありますよね。やといった時に、意味は何もないわけだから、静かさやで切れるわけですよ、一回、意味が。日本語は、やとか、なとか、ねとか、そういう言葉がついてくるから、そこに世界が広がるわけじゃないですか。これをなしで、助詞的なものがない言語で、俳句的な秘密を表現するのはすごく難しいと思うんです。
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