ゴールドマンなんかは、不透明要因が出てくる前に、増資しておきたいという思惑があったんではないか
2009年4月15日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタルマネジメントLLC 堀古英司さん
今までの厳格の時価会計をやっていたら、資本不足に陥るかもしれませんので、厳格にやるインセンティブは金融機関には全くありませんので、これは今あるルールの中で一番有利な決算をやってくると思いますので、1-3月期は好決算が続くんではないかと思います。
今月末に完了するストレステストですね、これはストレスかけて時価会計をしてきますので、これにより評価がどうなるかということじゃないかと思いますね。ゴールドマンなんかは、そういうところで不透明要因が出てくる前に、増資しておきたいと、そういう思惑があったんではないかと思います。
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2009年4月14日放送 NHK BS1 経済最前線
船井総合研究所 小山政彦社長
去年の9月、10月から、ドカンと落ちてきて、すごく景気が悪くなってきた。そうすると、人は、ものの買い方が、高付加価値商品を高付加価値商品として買っているという意識が、我々は間違っているということになるんですね。今、炊飯ジャーや冷蔵庫や洗濯機、テレビがない生活って、誰も想像していないじゃないですか。そうすると、高付加価値としてのテレビや冷蔵庫と、コモディティですね、日常生活必需品、これがなければ不便だと思うためのものの買い方に分かれていかないといけないと思うわけですね。4割か5割の人は、高付加価値で買うでしょう。でも、5割の人は、僕はコモディティ的なものを買いたいと思うんです。
すべてが高付加価値なのか、コモディティの比率を増やすのか、そういうことをそれぞれ検討しながら、どちらの方に、うちの今の状態、うちの今の商売では力を入れていくのか。一番大事なことは、お客様との人間関係を密着させることです。ここで頼んだら、この安さで買えて、修理も、悩んだことも全部聞いてくれるという、心のマーケティング、人間性が絡んだ時、その企業が繁盛企業になっているというふうに私は思いますね。
上海支局 川上明人さん
徐々に経営が軌道に乗り始めた楊さんのクレープ店。中国政府の農民工に対する失業対策が十分とは言えない中で、自らの力で、将来を切り開こうとする人々が現れ始めています。
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2009年4月14日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
ベネッセコーポレーション 高校事業部首都圏事業推進室 山﨑昌樹室長
東大が悪いとか、ハーバードがいいとか、どちらの大学が上か下かとか、言っているわけではなくて、生徒は、我々大人が思っている以上に海外にもっと出ていきたいとか、チャレンジをしていきたいという気持ちがあるなあと。
東京大学 教養学部 山本泰教授
狭いスペースに、たくさんの学生を入れて、一律に教えるという、そういう時代の産物。この教室の特徴は、一つはコの字型に設定してあるということ。後ろにある、教室全体の映像を撮るカメラで、二つのカメラで授業の様子を収録していきます。
ハーバードだとか、MITだとか、スタンフォードとか、そういうところに学生を取られないように、どうやっていい学生を東大に来てもらおうかというふうに考える時代になりました。そういう意味では、東大もうかうかしていられない。
国際教養大学 熊谷嘉隆教授
絶えず緊張感がありますよね。それは、落ち着いて研究ができないというわけではなくて、逆に、絶えず一生懸命やらなければいけないという。何もしないでも身分が安定している先生方がいるとしたら、それは大学にとっても、学生にとっても、決していい方向には働かないと思うんですね。
国際教養大学 中嶋嶺雄学長
日本の国内で、大学のランクとか、そんなことをやっても、世界的な水準でみると、ほとんど競争力を持っていないんですよ。どこの地方の大学も、ほとんど個性がない。言ってみれば、東大や京大、早稲田、慶応をまねした大学を作ろうとしているところに問題があリますね。
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2009年4月14日放送 NHK総合 クローズアップ現代
政治は変わる? 動き出した若者たち
有権者への聞き取り調査を進めている日本大学の岩渕美克さん。若者がどのような政策に関心を持っているのか調べました。その結果、20代前半では、外交、防衛や物価などを重視する傾向があることがわかりました。社会経験が少ない学生でも、メディアなどを通じて、興味を持ちやすいテーマだと岩渕さんは考えています。しかし、投票した全年代で見ると、重視されているのは、年金や医療、介護などです。少子高齢化が進む中、若者の関心が高いとされる分野はあまり注目されず、選挙の争点になりにくいと言います。
慶応義塾大学教授 片山善博さん
1年前と比べて、もう様変わりですね。もちろん1年前も、構造的には、危機というのはあったんですね。それを感じていなかったんだと思うんですけど、去年の秋の経済危機以来、今年なんかは本当に就職なんかが厳しくなっています。それから、多くの若者が、非正規雇用に甘んじざるを得ないような、そういう境遇になっていますよね。これは、個人一人の才覚とか、努力とか、もがきだけでは解決できない問題ですよね。これは政治的に解決しなければいけない。ところが、今までは若い人たちは政治というものが自分たちの境遇を変えていく手段だという、あまり認識がないんですね。本当は、政治に目を向けなければいけないんだけれども、なかなか投票行動に結び付かないというところの背景になったんだと思いますね。
政治というのは、自分が候補者の中で一番優秀で、一番仕事ができるんですということを風潮して回る作業なんですね、選挙というのは。それは、一般社会の中では、あまり受け入れられないですよね、自分ほど偉い人間はいないなんていう人はあまり尊敬されないですよね。でも、選挙というのはそういう宿命がありまして、ですから、選挙自体がある種の胡散臭さを伴っている。だけど、本当は、選挙というのは、政治というのは、社会を変えていく原動力、手段、ツールですからもっと前向きに、ポジティブに政治というものを見なければいけないと思いますね。
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2009年4月15日放送 テレビ東京 NEWS FINE
全国学童保育連絡協議会 真田祐 事務局次長
市町村と都道府県が、それぞれ3分の1づつ負担をしないと使えないものなんですね。そのために、新しい施設を建てて、学童保育を増やしていこうというのが進んでいかない。
自治体の担当者の方々の中には、これはほとんど保育園で使うんだというような認識のところもかなりありまして、なかなか学童保育の方まで予算が回ってこないと。単純に、お金がないというだけではなくて、やはり政策の優先順位というものを高めていただくことが必要なんじゃないかなというふうに思いますけどね。
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2009年4月15日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
シルバーレシオの1.618を援用しますと、どういうことになるかと言いますと、1月7日の高値9325円から、3月10日の安値7021円まで、43日。これにシルバーレシオの1.618をかけると約69日。1月7日から69日目が4月16日と。いかにもとってつけたような話なんですが、こういうことをいう関係者が多いので、一つ参考にしていただければという気がします。
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