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銀行セクター売りの日経平均先物買いとディフェンシブ銘柄買いの日経平均先物売り

2009年4月16日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト

アメリカ大和証券 三栖健児さん
価格が大きく下がったおかげで、割安となって、需要が喚起されやすくなっています。可処分所得に対して、住宅価格が割高か、割安かの数値は、住宅バブル前の平均値、0.9を大きく下回っていて、それだけでなく、1980年以来、最も割安な水準となっています。また、住宅取得能力指数、これも上昇しています。消費者にとって、住宅投資が魅力があるか、ないかの境目である100を大きく越えて、過去最高の160代後半まで上がってきています。過去、この数値が大きく上がる局面では、住宅販売件数も増加しています。問題とされているのは住宅在庫、特に中古住宅の在庫率なんですけれども、これがピークの11か月から9カ月程度まで下がってきています。7か月までこれが下がってくると、住宅価格が反発するといわれるだけに、ボトムの目処が見えてくる可能性があると思います。我々の試算では、2010年の1-3月期には住宅価格は上昇に転じる可能性があると考えています。株価や住宅販売の回復は、住宅価格の底打ちよりも半年早いと言われていますので、早ければこの4-6月期に改善の兆しが確認できる可能性があると思っています。やはり、消費動向が最大のポイントだと思います。これが腰折れしてしまうと、先行き厳しくなってしまうと思われます。

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2009年4月15日放送 NHK BS1 経済最前線

ワシントン支局 増田剛さん
FXの新たな有力候補として取り立たされているのは、アメリカも調達を増やす方針のF35のほか、ユーロファイター、それにF15です。F35は三菱商事が、F15は双日が、ユーロファイターは住友商事が販売代理店となっています。このうちF35は、ステルス性や戦闘力はF22ほどではありませんが、その分価格が安いうえ、もともと国際共同開発の戦闘機ですから、アメリカの輸出に前向きです。ただ、F35は開発中の機種で、まだ実戦配備されていません。そのような機種を採用してよいのかという意見もあります。このため、最新鋭機とは言えませんが、F15の改良型や、ユーロファイターも可能性が出ています。このように、FX商戦の行方は、混とんとしていますが、敢えて現状を言えば、今のところ、ロッキードマーチンが生産し、三菱商事が販売代理店を務めるF35が若干有利で、ボーイングと双日が組むF15と、ユーロファイターを要する住友商事が追う展開だと思います。

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2009年4月15日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト

音力発電 速水浩平社長
聞いたこともなかったようなニッチなところから、大企業さんまで、いろんな方々から、こんなことできませんかとか、こういうの作ってくださいとか。
音が持っているエネルギーというのは、小さいものだと。音というのは発電に向かないんだと。やめたほうがいいと、いうふうに言われた。小さいころからの思いがありますので、逆に、無理だとか、やめた方がいいと思っているということは、逆に成功させたらすごいことじゃないかと。

グローバルエナジー 鈴木政彦会長
従来の風車、ストレート翼というのは、これがないわけです。ということは、風が入ってきた時に、先端がないと、風が両サイドに逃げる。
進行方向に対して抵抗ができるわけですよ。だから、これは損しかない。ストレート翼のほうが絶対効率がいいんだと言われたんだけども。
発想は、常識というのを持っちゃうと、変われなくなっちゃう。なんて幼稚だというような発想だったんですけども、実際にひらめいたことが間違っていなかったというのは、今、ちょっと感じますけど。

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2009年4月15日放送 NHK総合 クローズアップ現代

いかせるか地熱発電 日本に眠る巨大資源

千葉大学教授 倉阪秀史さん
日本固有の問題としては、地熱開発が、例えば、温泉源の保護に懸念があったり、国立公園の景観に影響を与えるんじゃないかという、日本固有の問題がございます。そこについては、きっちり調査をして、データをそろえて、懸念を払しょくしなければいけないわけですけれども、そのデータ集めが、民間に委ねていたんではなかなか進まないわけで、そこは、国が率先してお金を出して、調査をしていくということがまず重要かと思います。

国全体としての戦略形成というのが、これまでされてこなかったということですね。省庁を横断的に強い意志を持って、本気になって、再生可能エネルギーの政策を導入していくことが重要かと思います。

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2009年4月16日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
市場に非常に近い関係者、何人かに聞いてみましたが、その話を総合しますと、実は、朝の始まる段階から、二つの異なるポジション取りがあったというふうに言われています。一つは銀行セクター売りの、日経平均先物買いと。今のマーケットは必ず売りがあれば買いがあり、買いがあれば売りがあるということになりますよね。銀行セクター売りの日経平均先物買い、そして、もう一つのポジションはディフェンシブ銘柄買いの、日経平均先物売りと、こういうパターンになっているわけですよね。そして、中国期待もあり、9時15分あたりから、ヘッジファンド、もしくは年金らしいという買い戻しですよね、これが9時15分あたりから広範囲に出ました。通常、9時過ぎの買い株数の総計というのは、大体6億株程度だといわれていますが、今日は何と8億株まで膨らんだということで、本来売られるべき銀行セクター群などもこの流れの中で買われてしまい、ほぼ全面高になったということでしょうか。そして、中国のGDPが予想の範囲内に収まってしまったということですよね。となりますと、これ以上買い上がるインセンティブというんでしょうか、それもなくなったということで、本来のポジションに後場は戻ったということかと思いますね。

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2009年4月16日放送 テレビ東京 NEWS FINE

新生銀行 キャピタルマーケッツ部 部長 政井貴子さん
一番狭く言ってしまうと98円から101円ぐらい、もう少し円高のところを見ておいて95円から101円ぐらいというのが、一つのコアのイメージだと思うんですね。
買っても、売ってもなんですけど、そのまま店晒しにするのではなくて、きちっと利食いをして、動きがすぐに1日で1円、2円と出てしまう時ですから、利食いは確実に行っておきましょうというのが定石だと思います。

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