クライスラー問題というよりも、むしろ豚インフルエンザの問題

2009年4月27日放送　テレビ東京　Ｎｅｗｓモーニングサテライト

大和総研アメリカ　自動車アナリスト　坂牧史郎さん
半分以上の確率で、クライスラーは破産法を申請すると思います。今のところ、政府のこれまでの動きを見ていると、クライスラーよりもＧＭを助けたいという雰囲気がありますので、クライスラーをある意味スケープゴートにしまして、ほら、クライスラーを見なさい、と。政府に対して甘えてきているけれど、本当にちゃんと君らは妥協しないと、クライスラーみたいに倒産させるぞというメッセージを伝えることになると思います。
ジープが一番ブランド力が強いといわれていますので、残りやすいと思います。逆に、クライスラー、社名にもなっているこのブランドが一番弱いといわれていますので、強い、弱いという顧客ロイヤリティから判断しますと、クライスラーから、名前としてはなくなりやすいのかなと判断しています。

-------------------------------------------

2009年4月27日放送　日経ＣＮＢＣ　ラップトゥデイ

経済解説部　中嶋健吉さん
一番大きなポイントは前回のＳＡＲＳはＩＴバブル崩壊後の世界のデフレ感で起こったということなんですよね。今回も金融バブル崩壊後のデフレ懸念がある中で、豚インフルエンザの問題が出てきているわけで、非常に注意を要しますね。グローベックスが安いというのも、クライスラー問題というよりも、むしろ豚インフルエンザの問題、これが一番起因しているんではないかなという気がしますね。

-------------------------------------------

2009年4月27日放送　テレビ東京　ＮＥＷＳ　ＦＩＮＥ

マネックス証券　マーケット・アナリスト　金山敏之さん
2005年度と比べてみますと、ライブドアショックですね、それ以前は新興市場銘柄も多かったんですけど、それ以降、マーケットが低迷しているということもありますので、主力銘柄が多くなっているということも言えますし、株主優待ですね、こういった銘柄をお買いになっているというのを見えてきますね。