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5000円のコールを売っている投資家として、モルガン・スタンレーの名前が出てきて、なおかつ今日4000枚売り越している

2009年5月28日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト

アメリカ大和証券 シュナイダー恵子さん
最近、ウォール街でかなりはやっている言葉がノーマライズド・アーニングスという言葉です。これは、平常時の収益力ということで、不良債権処理が終わって、危機を乗り越えれば、これだけの収益力があるという考え方です。例えば、大手銀行3社の第一四半期決算は合算ベースで84%増収、営業収益は過去最高となっています。ただ、貸倒引当金の額が重いので、利益はぐっと抑えられますが、それでも赤字から黒字に改善しました。PER、株価収益率というのは、株価が割高か、割安かを見るものですが、現在、大手3行の2010年予想PERは11倍です。これにノーマライズド・アーニングスの考え方を当てはめてみます。優先株の配当をなくし、引当金の水準を2007年の水準まで落としてみると、PERは4倍と非常に割安に見えます。
このロジックは、経済が順調に回復するということが前提ですので、そこまで先を現時点で織り込んでいくのはやや楽観的です。ただ、回復期に入って、資産価値が思ったより回復した場合は、引当金を戻すことがあります。日本の例では、ここで株価が急騰しました。したがって、短期的には上値が重くなっていますが、長期的には投資妙味が大きいという見方ができると思います。

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2009年5月27日放送 NHK BS1 経済最前線

山形 南陽市 靴メーカー 宮城興業 高橋和義社長 
下請けというのはやはり他力です。その中で、価格競争だけして行ってしまうと疲弊してしまって、どんどん会社の方がじり貧になってしまうと。
開発に当社の生き残りをかけていますので、隙間、そこに参入していって、他社ができないものを開発していくというところに集中してやっていきたいなと思っています。

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2009年5月27日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト

ネッツトヨタ東名古屋 平針店 勅使河原一也店長
お客さんから言えば、既存のプリウスは高いというイメージがあったので、カローラと同じような大衆車になるんじゃないかなというふうに思っています。
プリウスの予約は27台になります。逆にここまで台数が入ってくると、少し不安が出てきますね。逆に、既存車のほうでなかなか台数が稼げない。

ホンダカーズ愛知 刈谷新富店 松本和彦店長 
確かに競争ですよね。商売なので、競争なんですけれども、自動車業界がちょっと不振で厳しい中をしっかりハイブリットで売っていくことで市場を喚起したいなと。

住商アビーム自動車総合研究所 本條聡ストラテジスト
去年と比べて、大きく変わったことは、ハイブリットはもはや一般的な商品になってきたと。今年からは、もう他のガソリン車と同じ選択肢の一つとしてハイブリットを選択すると。

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2009年5月27日放送 NHK総合 クローズアップ現代

そしてローンだけが残った 相次ぐ住宅メーカーの破たん

アーバンエステート元社員
要はとにかくお金を早く回収したい。早く入金しちゃった人は、会社としては用済みというのはあります。

富士ハウス被害対策静岡県弁護団 青山雅幸弁護士
着工時に7割、あるいは未着工で7割と、これはどう考えても資金繰りがおかしい企業のやることなので、そういったことに関して、やはり金融機関としてはチェックしていただけるべきだった。プロとしてですね。この破たんによって、住宅ローン被害者だけが被害をこうむるというのは少しおかしいわけですね。貸している時にそれがチェックできるわけですから。

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2009年5月28日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今日、モルガン・スタンレー証券が何と4000枚売り越しているんですよね。これダントツの売り越しということですね。昨日までは日興シティグループ証券が買い越しをずっとやっていたということ。これがマーケットを支えていたんですが、今日はこれだけの売り越しがあっても総じてマーケットしっかりだったのは、あとはニューウェッジなどが2000枚以上の買い越しということで、これはたぶんヨーロッパ系の買いとかいろんな意見があるようなんですけれども、このモルスタの4000枚の売り越って一体何なんだと。これ9500円の戦いというふうに申しましたよね。今、9500円のコールオプションというのは大体32100枚立っていまして、昨日に比べて1000枚以上増えているんですよね。ですから、かなり厚い取り組みになってきていると。この9500円の買いたい権利を売っている、それ以上にならないという投資家はどこなんだというと、実はモルガン・スタンレーなんですよね。5000枚以上ショートしているんですよ。そんな単純なものではないと思うんですが、少なくてもこういったポジションを見る限り、5000円のコールを売っている投資家として、モルガン・スタンレーの名前が出てきて、なおかつ今日4000枚売り越しているということで、どうもこのあたり何となく若干のつながりがあるのかなとというニュアンスはありますよね。

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2009年5月28日放送 テレビ東京 NEWS FINE

大和総研 シニアエコノミスト 熊谷亮丸さん
今の状況は、景気刺激策を打って、中国の公共投資がかなり伸びている状況なんですね。ただ、アメリカの状況は悪いので、中国からアメリカへの輸出が伸びてないという状態で、公共投資だけが伸びたとしても、それは日本からの輸出にはつながらなくて、過去の統計を見ても、日本の輸出が伸びるためには、アメリカの消費が伸びて、中国の輸出が伸びて、それでやっと日本の対中輸出が伸びるということです。経済構造というのは簡単に変わらないので、最後はアメリカが戻って、メインエンジンが来るまでは、日本はまだ非常に厳しいということです。

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