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一難去ってまた一難というところではないかなと思います

2009年5月22日放送 NHK BS1 経済最前線

ワイン専門商社エノテカ 香港支店 保田忠 シニアマネージャー
ものすごいスピードで成長していると思うんですけれども、彼らは西洋文化を取り入れるのもおそらく抵抗がないと思うんですね。あっという間に追いつくというか、あっという間にワインを飲むカルチャーも浸透するというふうに考えております。

ワイン・ボールト社 黄英傑執行役員
倉庫ビジネスは香港では新しい成長の余地が十分ある。

香港特別行政区 商務・経済発展局 張淑ていさん
ワインの輸入促進によって、ワインを呼びものとした観光など様々なビジネスが生まれ、香港経済にもたらす利益は大きい。

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2009年5月22日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト

千葉・美浜区 おおた小児科・循環器科 太田文夫医師
中には、髄膜炎のために、耳が聞こえなくなった人もありますし、重い後遺症を残された人もありますし、亡くなった方もあります。とても怖い病気です。今でも、かかった人の3分の1ぐらいの人たちは、後遺症を残すか、中には亡くなる人がいます。
日本に入ってくるワクチンは、日本特別仕様なんですね。ですから、これをフランスで作ってもらっているんですけど、そのフランスのメーカーで作る日本用の生産ラインがあって、それを急に増やすってことがやっぱり難しいようで。

サノフィ パスツール 第一三共 ワクチン 檜山義雄さん
月の供給能力というのは、大体7万本ぐらいでございまして、それに対して14万本ぐらいの需要がございます。供給能力がついていかないという結果になっております。
2年後をめどに、すべての新生児に打っていただけるだけの量を供給できるように、現在増産を進めておるところでございます。定期接種として、位置づけられることが望ましいことでございますが。

日赤医療センター 小児科 園部友良 顧問
国民を守ろうという気持ちを持つのが、本来は厚労省の立場ですね。そういうところが、いいワクチンができたんだから、積極的に入れて、日本の子供を守ろうという姿勢を基本姿勢を持っていてくだされば、このようなことにはならなかったのです。ワクチン後進国といわれてしょうがないですよね。
いろんな不幸なことが重なって、今から約20年前からは、何もしなくなっちゃったんです。それは、訴訟事件が起って。
ワクチンを使って、何かが起きれば、みんな現場の人が悪いとなれば、新しいワクチンを認可したくないのは当たり前で、もう新しいワクチンを全然認可しない間に、世界中では、新しいワクチンがどんどんできて、どんどん使って、ワクチンで防げる病気を大幅に減らしていったんですね。
病気になることに比べれば、輸入したワクチンでも使って防ぐというのが一つの立派な方法なわけです。日本が、よくガラパゴスというような、携帯電話でも言われますが、世界のグローバルスタンダードと大きな差がついた時は、基準をハーモナイズ、調和させる。日本の基準と世界の基準を合わせるということをする必要がありますね。

京都大学大学院 医学研究家 川上浩司教授
研究開発に対して、お金を投資しても、新しいものを作るようなモチベーションが湧きませんし、なかなかそういったノウハウも蓄積してこなかったということも言えます。今回のようなインフルエンザのワクチンが必要だという場合でも、残念ながら、日本の場合には、新しい施設や新しい研究開発というようなことをしてこなかったわけですから、急に対応することは難しいと。

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2009年5月22日放送 NHK総合 特報首都圏

船員が足りない 私たちの暮らしはどうなる

東京海洋大学 兵藤哲朗教授
輸送単価が、トラックに比べますと船は非常に安いもんですから、より高いトラックで輸送するということは、輸送の費用、すなわち物流全体の費用が高騰する、高くなるということが考えられますね。そうすると、私たちの生活にとっては、モノの値段が上がっていくといった形で影響を及ぼすことも十分考えられると思います。

船会社専務 福田正海さん
女性が、勉強して、学校を出て、就職先がないというのを聞いたんですね。なんで就職先がないの?というところから、じゃあ、採ってみようかなって。
今後、女性をもっと長く乗せるためには、結婚もしていくだろうし、子供さんもできるだろうし、そうなったときに、降りてしまわれるとすごい残念なので、職場に復帰できるような体制というのができたらいいかなって思っています。

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2009年5月23日放送 NHK総合 経済ワイドビジョンe

財政・金融・経済財政担当大臣 与謝野馨さん
今回、割に皆さん気が付いていないのは、小学校とか、中学校の教室に、3人に一人パソコン、パッと配ったりですね、電子黒板配ったり、そういうこともあるし、例えば、留学生、もっと外国に行って、勉強してきてください、若い人たちに。300億付けたり、それから、使い道が決まっていない研究のお金が2700億、ドンとあって、いい研究には、まとめてお金上げますと。ちゃんと日本人の暮らしを支えるような新しい分野を開拓してくださいという、そういったお金も入っています。
昔流の公共事業オンリーみたいな使い方はできないと。将来、花開く分野に使おうと。それから、現在の社会で、いろんな悲劇をなるべく少なくしようと、これが予算の基本的な思想です。

シャチハタ 社長 舟橋正剛さん
私どもは、84年前に、万年スタンプ台といって、ふたを開けていても乾かないスタンプ台、世界で初めて、ちゃんとしたスタンプ台を開発した初めての会社と言ってもいいと思いますが、それから高度成長期に、スタンプ台もなくなるだろうということで、インキ内臓式の、シャチハタのスタンプと皆さんに呼んでいただいているものが出てきまして、ネットのインフラとか、パソコンの普及も含めて、その移り変わりに対して、パソコンの中でもということで、電子印鑑を出させていただいたり、環境の変化に、柔軟に対応を今後もしていきたいと。ある部分では自己否定であり、ある部分ではリスク回避になっていると思います。品質ですね。きちっとしたものを出さなければいけないということです。

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2009年5月23日放送 BSジャパン マーケットウィナーズ 

ITCインベストメント・パートナーズ(株)取締役 岡崎良介さん
株が大きく下がった時は、景気後退のリスク、あるいは景気後退が発生したことを何とか止めるために、金融緩和を大幅に実行するんですよね。金利を下げる。あるいは、今回の量的緩和策。そうすると、どうしてもドルが安くなってしまう。円が強くなってしまう。今、まさに、こういう時期にありますから、海外での利益の環流というテーマもありますけれども、ベーシックには、背景として、アメリカの金利がずっと定位置を維持していると、ここが一つ考えなければいけない、一難去ってまた一難というところではないかなと思います。

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