買い戻し、この中心の動きがかなり具現化してきたな
2009年5月11日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
ウォールストリートジャーナルは金融機関の勝利だと伝えています。資産査定を行ったFRBが結果の公表直前に必要額を大きく減らさざるを得なかったと伝えています。記事では、FRBと一部の金融機関が査定方法を巡って対立したとしています。で、交渉の末に、2009年の好決算の収益をもとに試算するように、FRBに譲歩させたということです。例えば、シティ・グループの資本増強に必要な額は350億ドル、3兆5000億円と見積もられていたんですが、公表結果では、55億ドル、およそ5500億円と7分の1に圧縮されたとしています。記事では、資産査定の結果は予想されていたものよりも甘いと専門家の声を載せています。
フィナンシャルタイムズも検査結果に懐疑的です。政府が公表した査定方法や銀行の資産内容について、専門家の予想とかけ離れ過ぎていて、これはできないと批判しています。
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2009年5月11日放送 テレビ東京 NEWS FINE
松井証券 土信田雅之さん
順調なシナリオで想定しますと、約3割、上海は上昇するんじゃないかなとみています。ただ、直近、足元弱いのかなと。今までの上昇が急ピッチでしたので、ちょっといったん修正が入るのかなと。また、6月4日がちょうど天安門事件20周年と、政治的なリスクも意識されやすいのかなと。大きな経済対策を打った、その効果が表れるというのも含めて、徐々に経済指標のいいものが出てくると同時に株価は戻してくると。さらに、追加の経済対策、これの期待もありますので、どこのタイミングで出てくるかはまだ不透明ではあるんですけれども、出たら、さらに上値を追ってくるような強気な予想としては、見通しが立てるといったところかと思います。
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2009年5月11日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
先週末の5月8日、今日と金融セクター、朝から強いんですよね。これはちょっと先週の初めの動きとは違った動きになってきているなあという感じがします。マーケット関係者の意見でいきますと、朝から強い展開というのは、言い換えれば、買い戻し、この中心の動きがかなり具現化してきたなと、こういうことかと思いますね。リバランスの動きが確かにありました。昼休みのバスケットの売り。そのあと、銀行の買い戻しということで、その結果、銀行の水準が非常に高くなった。ということで、とうとう買い戻しやむなくなったということかもしれませんね。
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