意外とSQが荒れるという意見も出始めてる
2009年6月8日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
ウォールストリートジャーナルです。自動車大手、クライスラーとフィアットの提携をアメリカ政府が強く後押ししていたと報じています。それによりますと、クライスラーはフィアットの財務状態に強い懸念を抱いていたほか、契約条件を巡って、交渉はぎりぎりまで難航しました。また、ゼネラルモーターズとの合併を再検討する案も出ていたんですが、アメリカ政府があくまでフィアットとの提携を進めるよう圧力をかけていたということです。記事では、政府は自動車市場を動かす力を持っていることを誇示したいんだ。我々は従うしかなかった、というクライスラー関係者のコメントを載せています。
外国からアメリカに出稼ぎに来た移民たちが自分の国に帰り始めているという記事です。バングラディッシュからニューヨークに出稼ぎに来ていた男性も、アメリカの経済はあまりにも悪いので、自分の国で稼いだ方がましだと話しています。アメリカへの出稼ぎが最も多いメキシコ人の移民も去年と比べると減少、こうした移民は今やインドや中国などへ流出し始めていて、アメリカの労働力市場は危機を迎えている。そう、記事は指摘しています。
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2009年6月8日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
端的に言いますと、今週末のメジャーSQに向けて、特に、オプションのホルダーで9500、9750、このあたりのコールオプションを売っている投資家、それ以上はいかないだろうと思って売る権利を売ってしまった投資家はほとんど総崩れですのでね、そのヘッジのための先物買いがここまでマーケットを支えてきたと、この流れ、しばらく続く可能性があるということで、今回のメジャーSQについては、ちょっと強気にみる意見があるんですが、先場って、今日、動いてしまいましたんでね。ちょっとそういった意味では意外とSQが荒れるという意見も出始めてるということで、これは要注意で見ておきたいところであります。
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2009年6月8日放送 テレビ東京 NEWS FINE
野村総合研究所 風間智英さん
現在、携帯電話とノートパソコンの市場がリチウムイオン電池は一般的なんですけれども、これが大体1兆円ぐらい。15年を経て、2020年には、ハイブリット自動車用で1兆円ぐらい、電気自動車の方はまだ見通しがまだ不確定な部分はありますけれども、可能性として1兆円ぐらいあるかなというふうに見ております。
エネルギー量、同じ体積の場合は、リチウムイオン電池のほうが貯蔵できるエネルギー量が多いと。価格のほうでは、リチウムイオンの方が高いということで、ここのトレードオフをどう考えるかということです。ただ、課題として、あとは寿命のところがあって、ニッケル水素電池のほうでは、プリウスに搭載されて10年持つということが分かっているんですけれども、リチウムイオン電池の方はこれからということなので、この部分というのをもう少し改善していく必要があると思います。
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