仮に調整局面が、今がそうであるなら、ちょっと長引いてしまうのかな
2009年6月29日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
週刊投資新聞バロンズ。去年の年末から急回復してきた中国やインドなどアジアのマーケットは今後も投資先として期待が大きいとの分析を載せています。年初来高値を付けた反動で、この夏、少し足踏みするかもしれないものの、アジアの金融機関や経済状況は欧米に比べて健全、来年の決算では、30%の増益が見込めるとしています。この成長を見越して、アメリカの投資ファンドの中には、新興市場のポートフォリオを20%に引き上げるところが出ているほか、中国株や新興国株のETFには、この半年でおよそ2000億円が流入しているということです。
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2009年6月29日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
市場関係者の見方を総合しますと、下値にはそれなりの買い物がかなり入っているというんですよね。ですから、本格的にポジション調整のための売りということであるなら、当然そうした大きな買いに向かって、下値であったとしても、それに向かってドドンと売りにいくということになるんですよね。となりますと、当然そこには出来高の増加が伴って出てくると。ところが、今日の場合はほとんど出来高がどうかしていませんので、圧倒的に限定的な流れの中での、前場の買い付いた動きのロングポジションの調整でしょうか、それが中心になるということですよね。でも、これは言い換えれば、出来高が増えないということは、それだけ投げも出ていないということにもなるわけですので、仮に調整局面が、今がそうであるなら、ちょっと長引いてしまうのかなという、こういう懸念を口にする市場関係者もいるということは要注意かもしれませんね。
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2009年6月29日放送 テレビ東京 NEWS FINE
フィスコプレイス 客員アナリスト 鈴木一之さん
あえて私は株式の配当利回りに注目したいと思います。利益水準が今、企業の場合、全然出てきていないというのが一番大きいと思いますね。株式市場、値戻し、リバウンドを続けていますが、まだまだ利回り水準に乗る、配当利回りの高い銘柄が随分たくさんあるように思いますので、今こそ利回りに注目すべきと考えております。
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