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はじめからこじんまりしたチーム作りを目指すのではなく、奔放な能力のある選手たちが試合を重ねるごとにまとまっていく

2009年6月16日放送 NHK総合 アレ今どうなった?

ヒルズ族

KLab代表取締役社長 真田哲弥さん
ITのユーザーは日本全国、老若男女、何千万人という規模だったんですけど、提供している側は、非常に狭い村社会で、その一握りの人たちの間の情報とか、考え方とか、感性、そういうので動いていっていた。もともとネットって、ネットがあれば、時間と空間を超えるから、本来は田舎でも、東京となんら変わらないビジネス環境がネットだとあるわけですね。ところが、実際には、フェイストゥフェイスで、人と人との情報交換とかで、情報が伝播していったり、あるいは、アイデアフラッシュで、人と人が会うことによって、アイデアが生まれる。この六本木から渋谷にかけての、このすごい狭いエリアに全部が集中して、そこ以外からは、ネットのベンチャーって、成功するパターンが生まれないという、すごい狭い集約の仕方をしたんですね。すごい皮肉な話だなと思いますね。

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2009年6月16日放送 NHK総合 BS特集 イモが世界を救う

国際熱帯農業研究所 菊野日出彦さん
農家の人たちと話をしてやっていると、やらなきゃいかんなと。新しい技術を作って、全体の貢献というのができるんではないかなと。それは僕の挑戦というか、将来的に、ナイジェリアの人たちがもっとヤムイモを食べれるようになる、そういうふうになればいいかなあと考えています。

農研機構 作物研究所 岩永勝さん
この世界から、飢餓をなくすという仕事は終わっていない。ミッション・インコンプリートという言葉を使っております。ということで、今後の世界の食糧問題を考えた場合には、第二の緑の革命といわれるぐらいの大きな農業の改革が必要です。ボーローグさんは、第一回目の緑の革命を成し遂げました。我々次の世代の人間というのは、第二の緑の革命といわれるぐらいの大きな農業革命をやっていく必要があります。

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2009年6月16日放送 NHK総合 視点・論点

世界のベスト4とは何か

法政大学教授 山本浩さん
現実に目を向ければ、かなり厳しいことは確かです。それでも可能性があるとすれば、欧州のチームも南米勢も今回のアフリカ大陸は、どちらにとってもアウェイゲームだという点でしょうか。それに、この時期の涼しい南半球での戦いでは、体力勝負の度合いが、北半球とは違ったものになってくることです。日本選手、外国の選手との直接の接触プレーではかなわない部分があっても、それを走って少なくすることができるとすれば、酷暑の北半球より、南半球での戦いのほうが、日本には有利に働くかもしれません。それでも足りないのは、スケールの大きな選手の数でしょうか。個人の力を臆面もなく発揮する。人の目を気にせず、すべきことをやってのける。チーム優先の考え方に従えば、疎まれ、嫌われるようなプレーヤー、行動をする選手がその姿勢を曲げることなく、チームとしてのプレーに融合した時に、爆発力のある日本代表が生まれる可能性はあるはずです。はじめからこじんまりしたチーム作りを目指すのではなく、奔放な能力のある選手たちが試合を重ねるごとにまとまっていく。そうしたチーム作りが、日本代表の中で成功した時に、ようやく世界での5試合を戦い切る可能性が見えてくるような、そんな気がしてなりません。

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