サウジアラビアの投資家が資金繰りのために一斉に売りに出すんではないかと
2009年6月4日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
アメリカ大和証券 三栖健児さん
株式市場は住宅市場の反転を必ずしも待つとは限りません。今回は、住宅価格が反転する前に、GDP成長率はプラスになり、株価上昇の大半は終えていると見ています。販売件数が株価と相関関係があるいうふうに見ています。住宅不況は70年以降3回ほどありますけれども、いずれも販売件数は底を打つ前に株価は上昇するという格好で、相関関係にあります。91年の住宅不況の時を見ましても、販売件数の回復と株価が連動しているのがわかると思います。まさに今がこの状況にあると考えています。
資金調達ができるようになったことで、信用リスクが低下して、これまで冷えていた消費者、経営者、投資家のマインドが目に見えて回復し始めています。この5月、月間の米国企業の株による資金調達額は約5兆円で、これは史上最高額となっています。ついこの間まで、どこからも資金調達ができず、政府に頼らざるを得なかったのと比べると、天国と地獄と言えると思います。
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2009年6月3日放送 NHK BS1 経済最前線
前橋の自動販売機メーカー サンデン赤城事業所 VS事業工場長 江原丈雄さん
お客さんにも喜ばれて、なおかつ社会に貢献するということではよかったんではないか。省エネができますよということで、設置の台数も上がってきた。
ますますこれから環境に対する期待と、逆に言うと規制が世界の中で展開されていくんではないかなと。環境技術を展開することによって、ますます社会、世界に貢献できるような自販機メーカーになるのが夢ですね。
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2009年6月3日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
NPO遺骨収集ガマフヤー 具志堅隆松代表
見えてなかったということです。今、見えるようにしたという部分だと思うけど、役所というのは新しい仕事を自分から開発して臨むというふうになってくれんかなあというふうに思うんだけど。
沖縄県 福祉援護課 呉屋禮子課長
遺骨収集をやることについて、賃金を払ってやるということはこれまでなかった。雇用促進ということで繋がるのかどうか、よくわかりませんが、どれだけの効果が期待できるのか、果たしてどれだけの遺骨が収骨ができるのかと。
IJU就農準備校 藤森基弘専任講師
国で雇用対策をしながら、なぜ外国からスタッフを受け入れているかというのは矛盾ではあるけれども、その矛盾を抱えたまま進むと思いますね。
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2009年6月3日放送 NHK総合 クローズアップ現代
道路凍結 変わる?国と地方
旧建設省北陸地方建設局 道路部長 鈴木忠治さん
もういけいけどんどんですから。世の中全部がそうじゃないですか。高速道路がほしいと。高速道路はこれ以上設定できないよ、ということで、地域高規格という言葉を生んだんだと思いますよ。頭のいい人が。
元新潟県道路建設課 課長 山岸俊男さん
そういう事業をできるだけ引っ張り出して、促進を図るということだったわけですね。たまたまあの時に、国の方もこちらに近いことを考えていたからこそ、反応もあったんだと思うんですね。
慶応義塾大学大学院教授 片山善博さん
例えば、私が鳥取県の知事をやっていました時は、予算を編成する時に、部から予算要求が来るんですが、その時に予算を編成する担当の財政課の職員が全部くまなく1か所ごと行かせたんですね。そうしましたら、行ってみたら、実は重複する道路、農道があったとか、行きつく先はほとんど人家がないとか、あるんですよ。だから、こんなところはやめようね、ということで、みんなが納得してやめるということをやりましたね。まず、各県の知事さんがたも国に対して道路のことを要求するのは、それはそれでいいんですが、まず隗より始めよで、自分のところの道路に無駄がないか、住民とか、議会にちゃんと情報公開で説明しているかどうか、こんなことをまずやるべきだと思いますね。
しみついた、何か道路を聖域化するとか、道路だけは特別なんだという、そういった誤った考え方が自治体に蔓延しているんですね。この意識を変えるところから始めなくてはいけないですね。
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2009年6月4日放送 日経CNBC ラップトゥデイ
経済解説部 中嶋健吉さん
こういった形で小型株が循環的に買われているという、この動きは続くんでしょうが、ただ、1,2銘柄見ていきますと、一種の踏み上げ相場、要するに強制買い戻し的な、そういう動きが見え始めたわけなんですね。これは、ある意味ではかなり高値圏で出るひとつの典型的なパターンですので、そろそろ最終局面も近いのかということを指摘するマーケット関係者もいますね。スバりみておきますと、今日の明電舎だっと思うんですよね。
ハンセン指数は実は昨日の午後から急落、そして今朝も急落、ここにきてちょっと戻っているということなんですね。これはなぜかと言いますと、ハンセン指数を構成しますHSBC、約10%のウェイト。これを約2.97%近く持つサウジアラビアの投資家が資金繰りのために一斉に売りに出すんではないかと、これで大きく下げているので、この動向もちょっと注意しておきたいところですね。
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2009年6月4日放送 テレビ東京 NEWS FINE
JPモルガン・チェース銀行 チーフFXストラテジスト 佐々木融さん
昨日、バーナンキ議長の議会証言というのがあって、ここで、実はどちらかというと、FRBの国債買い取りというのを増やすというイメージで言うんじゃないかとマーケットは期待していたんですね。それが、結果的に金利を下げて、ドル買いにつながるんじゃないかという期待もあったんですが、実は、昨日、バーナンキ議長は逆で、むしろ財政の節度をしっかりして、どちらかというと、はっきりとは言いませんけど、買い増しはあまりしないかもしれないというようなことを言ったんです。本当だったら、今までのパターンだと、あまり買わないよということになれば、債券が売られて、金利が上がるという可能性があったんですが、どちらかというと、先行きの懸念というのをマーケットは段々ちゃんと見始めていて、中央銀行が節度を持って、あまりもう債券買わないですよと、国債買わないですよと言ったのをちょっと好感したということですね。
今度、FOMCでまだFRBが国債を買い取る額を増額するという期待はあるんですが、もし、それをやると、むしろ長期金利が上昇して、ドルがもっと落ちる。その結果、ドル円はまた87円台というところまで行ってしまう可能性もあるんじゃないかなあと思いますね。
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