3トップの距離感がいいので、こういう絡みがたくさん出ているいい時のフロンターレのプレーだと思いますね
2009年7月18日放送 NHK BS1 Jリーグタイム
早野宏史さん
3トップが非常に近い距離でいますよね。これが開いているんではなくて、近い距離にいることによって、コンビネーションが生まれやすいです。逆に、スペースが空いて、後ろから入りやすいという状況を作っていますね。右サイドにレナチーニョが流れ、ジュニーニョとコンビを組みます。3トップの二人がサイドにでていますけど、サイドバックの久木野がスペースに入ってくる。チョンテセはそのボールを受けるように、非常にバランスがいいと思いますね。戻したところをシュート。5人目がどんどん後ろから上がってくる。3トップの距離感がいいので、こういう絡みがたくさん出ているいい時のフロンターレのプレーだと思いますね。
トップの距離が広がってくることによって、ジュニーニョは神戸の選手がたくさんいるところを強引に行く。こういうプレーが続くと、なかなか連携が生まれにくくなる。距離感と連携というのが悪い時の状態になってしまった。後半このシーンが多かったですね。
苦しくても、ある時期は上げて、コンビネーションを使うと。カウンターが悪いわけではないんですけど、両方を持っていることによって、攻撃の安定性というのが生まれると思いますね。
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