テクノロジーそのものではなくて、今度は運用技術というものを作っていくのが一つ重要だと思います
2009年7月18日放送 NHK総合 経済ワイドビジョンe
サイバーダイン社長 山海嘉之さん
今年の8月末から9月にかけては、デンマークのほうにこういったものが出荷されることになりますが、そちらには、行政とか、国をあげてそういったものを導入して、パイロットマネジメント、運営をしていくということが実際に始まるわけですね。そういうことをこの国の中でもできたらいいかなと。
こういった新しい分野ができてまいりましたので、こういうものを使いながら、実際の現場の中で、テクノロジーそのものではなくて、今度は運用技術という、そういうものを作っていくのが一つ重要だと思います。つまり、例えば、コンピュータがいろいろな使い方ができていくように、これも一つのプラットフォームとして、いろんな分野で、いろんな使い方をしていくというのもありうるんですね。そこをひとつ開拓する必要があるかと思います。
人材育成って、新しい産業を作る時に重要なんですが、もう一つ、新産業分野を作るということも重要なんです。それぞれ別々にやったんでは、分野ができても人がいない。人がいても働く分野がない。それを同時に展開するのが、新しいイノベーション・スパイラルとでもいいましょうか、そういうところに一つチャレンジできると思いまして、大学発ベンチャーというのは、ひとつそういう役割があるんではないかと思いまして、理念先行型の企業としてスタートさせていただきました。
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