長期金利の低位安定やガソリン価格の反落は、個人消費を下支えする環境が整いつつある
2009年7月10日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト
三菱UFJセキュリティーズ 大宮弘幸さん
個人消費に大きな影響を与えます長期金利と原油価格が急低下しておりまして、今後は下支えの要因になることが期待されます。6月の雇用統計が予想外に悪化していたことで、実体経済の回復の弱さが懸念され始めた結果、今月に入りまして、原油価格が急落、長期金利も急低下しまして、5月半ばの水準まで戻りました。これに伴いまして、6月に入って急上昇しておりました住宅ローン金利も低下してきました。これも消費にとっては好材料です。
第二次の大型景気対策を打つとなりますと、それに伴いまして、大型の財政出動が必要になり、国債の追加発行の金額も増え、本来であれば、長期金利上昇の要因にも繋がります。さらに、今週は6兆円を超えます国債入札が実施されておりまして、本来ですと、供給過剰懸念から金利が上昇してもおかしくない状況ですが、雇用に対する懸念などからまだ安定しております。これから始まります、夏の小売りの稼ぎ時ともいえますアメリカの新学期セールへの懸念も広がっていますが、長期金利の低位安定やガソリン価格の反落という点では、個人消費を下支えする環境が整いつつありまして、年後半には回復するという見方も一部では出ております。
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