実は、この公共投資というのは、すごいパワーを持っているんですよ
2009年7月18日放送 BSジャパン マーケットウィナーズ
ITCインベストメント・パートナーズ(株)取締役 岡崎良介さん
あえて勇気を振り絞って、今日はこの投資、この言葉をご紹介したいと思います。これです、公共投資。橋を造る、道を造る、みんな、私のことを馬鹿にするかもしれませんけれども、実は、この公共投資というのは、すごいパワーを持っているんですよ。それを証拠づけるのは、このデータです。以前ご紹介した産業連関表、波及効果。1兆円の公共投資が全て建設部門に投入されたとして、国全体で、いろんなところに波及していって、最終的に1兆9352億円ですか、それぐらいの波及効果があるんですよ。
デフレ下の未曽有の不況の中では、これほどパワーのある政策はない。私は今回の選挙の公約でいうと、公共投資賛成派です。
93年度というのは、20兆円の公共投資をやったんですが、これが駄目だ、減らせ、ということで、06年度には9兆円まで11兆円も減らされたんですよね。これぐらい忌み嫌われたんですけれども、だからこそ、今必要なんじゃないかと私は思います。
« テクノロジーそのものではなくて、今度は運用技術というものを作っていくのが一つ重要だと思います | トップページ | ここまでだったら、普通泡食うっところもあったんですけど、今日は全然泡食ってないんですよね »
「マーケットウィナーズ」カテゴリの記事
- 薄商いが続く限り、買い戻しが続いているという、こういう見方でいいのかなという気がしますね(2010.11.08)
- 株式のボラティリティと信用のリスク、これを掛け算してみると、市場全体のリスクが見えてくるんじゃないかなと(2010.03.27)
- 株と債券との間で今までは国境みたいなものがあったんですが、なくなってしまった感じがあるんですよ(2010.03.20)
- 分散投資も始めた時の運不運が左右してしまう。これがやっぱり分散投資の限界だったと思います(2010.03.14)
- 総裁がなかなかおっしゃってくださらないことを堂々と強気でおっしゃってくれている支店長さんもいらっしゃいますから(2010.03.09)
« テクノロジーそのものではなくて、今度は運用技術というものを作っていくのが一つ重要だと思います | トップページ | ここまでだったら、普通泡食うっところもあったんですけど、今日は全然泡食ってないんですよね »
コメント