最終的に、音楽を作るように触覚をコンポーズする、作品を作るということができるような状況にしたい
2009年7月21日放送 NHK総合 爆笑問題のニッポンの教養
触ってのお楽しみ
電気通信大学 准教授 情報理工学 梶本裕之さん
最終的な目標は触覚だけでちゃんとエンタテーメントが成立するかというところです。なぜ音楽があれだけ成功しているかといいますと、2000年以上前から歴史があって、どうやったら和音ができるか、どうやったら悲しい旋律になるか、楽しい旋律になるか、というのが理論立っているから、ちょっと悲しげな曲を作ってくださいと言ったら、作れるようになっちゃっているわけですね。ですから、触覚で我々がやろうとしているのは、まさにそこです。つまり、世の中にあるもので、こう触ったら気持ちいいというのはあるんですが、それをもうちょっと体系化させて、最終的に、音楽を作るように触覚をコンポーズする、作品を作るということができるような状況にしたい。そうしたら、その先に何があるのかというのが楽しみですね。
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