その土地の周波数にラジオを合わせるみたいに合わせることができる
2009年7月5日放送 NHK BS1 関口知宏のファーストジャパニーズ
オーストラリア ゴールドコースト エコガイド 藤井慶輔さん
海に行けば海、森に行けば森、その土地に行ったら、その土地のリズムというのが流れているのかもしれないですね。いった場所で、目をつぶって、映像ではなくて、感覚でその土地を実感してみると、その土地の周波数にラジオを合わせるみたいに合わせることができる。チューニングができたりするんですよね。自分もこういうところに入って、何をどう感じるかというのが一番大切ですね。見る角度も、感じる角度も違ってくると、最初はたかが森と感じていた人が、すべて宝の森と感じて、出ていかれるんでしょうね。
自分がこれだけは負けないようにしようと思ったのは、美味しんぼの中にあった一期一会。僕たちガイドから見たら、毎日同じお客さん。でも、来た人たちはみんな違う人生背景を持っていて、いろんな苦しみとか、楽しみとか、たくさんお金を持って、こっちに来て、いろんなところを旅行している人もいれば、一生に一回の旅行かもしれないと思ってくる人もいるんですね。だから、そういうことを考えると、全力疾走でしょうね。というのを毎日思いますよね。
自分がこういう森の中に入って感じたのは、役割なんですよね。社長だからえらいとか、平だから違うとかではなくて、社長には社長しかできないことがあり、平といわれている人たちには、それは全部役割なんですよね。だから、この中にいると、どれが一番か競っていないんですよ。俺が一番だというような木なんてないんですよね。そこに、共生と共存と競争があって、それを考えた時に、自分の中で調和というのが生まれてきて、その調和というのは、融合と繋がって、自分というものを形成していく中では、日本とオーストラリアの、自分の中では融合していて、全部繋がっているんですよね。
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