排気ガスを出さない車に乗ってみると、我々の生活全体が変わるなというようなヒントを得ましたね
2009年8月29日放送 NHK総合 経済ワイドビジョンe
星野リゾート 社長 星野佳路さん
10年前に、何と電気自動車を買いまして、通勤に使っていたんです。一人乗り、幅1メートルの小さな電気自動車を、おもちゃみたいなんですけど、出していまして、私は、当時、環境と燃費が劇的にいいと。1キロ1円とかってパンフレットに書いてありました。それで買ったんですけど、乗ってみますと、ハイブリットまではガソリンを入れて、エンジンを積んでいたと。今回はガソリンも入れないし、エンジンも積んでない。したがって排気ガスも出さない。排気ガスを出さない車に乗ってみると、エコとか、燃費以外に、すごく可能性が広がるなという、我々の生活全体が変わるなというようなヒントを得ましたね。
排気ガスを出さない車に実際に乗ってみて、音も出さないんですよ。そうすると、我々の生活で変わるというのは、今まで車を置く場所とか、車というのは家の前で降りなければいけないとか、ホテルなんかでも玄関の外で降りなければいけないとか、これからは家の中に車が入ってきてもいい時代で、全然変わっちゃうんじゃないかと思うんですね。家電の一つのように、家の中においておいて、音楽聴いたり、映画見たりする時は、その中で見るとか、ホテルなんかでも、外でおりで、雨の中を歩いてもらうなんてことは全くなくて、フロントの前で降りていただく。自動ドアが車のためにあるとか。たとえば、オフィスビルなんかも、駐車場を下において、特別な環境に車を置いてあるんですけど、各階に車を置くとか、もしかすると、全然概念が変わるような、そういうポテンシャルを持っているんですね。
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