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ブルザノビッチという選手、タイプとしたら、サイドよりも真ん中で、ボールをすごく触りたいタイプ

2009年8月15日放送 NHK BS1 Jリーグタイム

早野宏史さん
グランパスがどう立ち直っていくかというところを見ていたんですね。サイド攻撃がグランパスの特徴であれば、そこは活性化できたのか。特に、新加入の三都主、彼が左サイドに入ることによって、攻撃性が担保できたのかどうか。前半はシステム上、あまり攻撃的に出れなかったと思うんですよね。後半は変えてよくなったと思います。それから、もう一人のブルザノビッチという選手。最初、トップ下という形で、センターでプレーをしていたんですけれども、タイプとしたら、サイドよりも真ん中で、ボールをすごく触りたいタイプ。自分が起点となって、ドリブル、パス、入ってくるタイプだと思うんですよね。技術も非常にあると思いますけれども、これだけフロンターレの選手の集中が増していると、なかなか厳しいと思いますし、ちょっと周りとのコンビネーション、これはまだ時間がかかるかなという印象を僕は持ちました。
センターで仕事をするのが多い選手だと思うんですよ。もう一つ、僕は玉田がサイドに出ているのを、ツートップにしたことによって、非常に動きがよくなってきた。それと、小川をセントラルミッドフィールダーからサイドに出して、サイドの活性化が出るというところがグランパスらしいと思うんですよね。

川崎のイメージというのは超攻撃的というイメージがあるんですが、僕はちょっとイメージチェンジしていると思いますね。安定感のある戦い方に、やたら目ったら攻めるんではないというのをチームとしてうまく浸透してきているなというのを持ちましたね。

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