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7割引きにしたら来るからというけど、だれもできないんです。なんでなんだろうね、これね

2009年9月14日放送 テレビ東京 カンブリア宮殿

希有の理系経営者

サイゼリヤ 会長 正垣泰彦さん

お値打ちというのがあって、お客さんは、お金よりも品質というかな、値打ちが良ければ、来てもらえるから、値打ちをよくするには、自分たちは値段を下げていけば、値打ちが良くなるというのが分かった。だから、値段だけずっと下げていって、これも実験して、7割引きまで下げると、お客さんは来るんですよ。
(儲からない)そんなことは全然関係ないんです。お客さんが来るかどうかだから、優先は。そうすると、7割までやると、僕思ったのは、核分裂というのが始まるというのが分かった。どかんって。ある日突然、お客さん全然来ないですよ。だけど、7割引きで売ると、宣伝も何もしないんだけど、次の日からお客さん200メートルぐらい並んじゃうんですよ。
だけど、これが不思議で、人間って、考えていることとやることが違って、安いからって、それ食べるじゃないですか。それ以外のもの食べるの、いろいろと。だけど、利益は出ないですよ。だけど、自分たちはお客さんが来ることが一番うれしいと思って、やっていますから、来すぎちゃうわけですね。だけど、そこでまた考えるわけ。来たのは安くしたから来るでしょ。そうすると、どうやったらこのお客さんに喜んでもらえるかと言ったら、隣に店をどんどん出していくわけ。そうじゃないと、お客さん、入れないじゃないですか。近くに、近くにと出しているうちに、店数がどんどん増えていっちゃうんです。
(7割引き)してみれば。できないんですよ、これが。これが不思議にできないんですよ。みんな言うでしょ。7割引きにしたら来るからというけど、だれもできないんです。なんでなんだろうね、これね。
どんどん7割引きにして、日本中、安くていいのができるからいいんじゃないですか。
宣伝すると、お客さんがどっと来るの。すると、疲れちゃう。急に来るんですよ、お客さんがその日だけ。疲れると、何が起きるかというと、簡単で、ムラが起きて、無理が生じて、まともなものが出ていかないんです。だから宣伝しない。
値段は下げることが自分たちの社会貢献だと。どんどん下げて、そのために、下げ方が一つだけあって、それは自分たちの無駄をなくすことなの。原価を下げることでもなんでもなくて、自分たちの働き方の無駄をなくすことによって、値段を下げれる。これが一番正しい方法だと思っている。

フードサービスというか、食堂業の仕組みって、問屋さんとか、メーカーさんとか、商社さんから買うじゃないですか。それは絶対に、生産性というんですけど、生産性が上がらない。他の産業並みにならない。今までの仕組みを変えて、新しい産業にしない限りは、みんなの給料出せないとかそういうところに飛躍しちゃうんですよ。それが工場なの。生産性を上げるためには、店でやっていることを持っていく。でも、みんなはそうやったら、おいしくなくなる。みんな言うんですよ。手作りじゃなきゃ、おいしくなる。じゃあ、自分たち、手作りって何かと一生懸命調べると、ばらつきが3割から4割あって、工場からまとめて、もとからきちんと持ってきたほうが、全然品質はいいというのがわかりますから、おいしいとは何かとやると、常に同じ美味しさのものが出てくる。そういうことを考えると、生産性が上がるとか、効率が良くなることは、おいしいことにつながるんですよ。

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