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自分だけで介護を担っていると思い詰めちゃうということが一番いけないですよね

2009年9月25日放送 NHK総合 特報首都圏

介護殺人 親子の間で何が

上智大学 教授 栃本一三郎さん
自分だけで介護を担っていると思い詰めちゃうということが一番いけないですよね。他にも同じような苦労をしている人がいると、そういう話をすることによって、ある意味では自分を客観化できますよね。少し距離をいて自分を見れると。これ、ゆとりに繋がりますよね。何かをやっていると、どうしても自分だけで思い詰めるということになるから、それを少しワンクッション置くということが必要ですよね。それは別の言い方をすると、やはり介護をしている人と社会との接点というものが生まれるということだと思いますよ。介護者が地域社会の中で孤立するんではなくて、そこにこういう人がいるとみんなんが知ると。それと同時に、介護者同士も、介護者と社会との接点を持つということだと思いますね。そういう意味では、地域における介護をしている人たち、あるいは要介護状態になってる人たちを可視化する、透明人間みたいなか形で、どこにいるかわからないと。介護はしているみたいだけど、本当にされているのかわからないというものをちゃんと目に見える形にするということも大切だと思いますね。
人生一番豊かな時に介護するとなると、その喪失感、介護ばかりしているということになりますよね。そういう意味では、介護を社会的に評価する、プレゼントをあげると、プレゼントを出すということがとても大切だと思いますよ。介護ばかりの人生というのではなくて、介護がいつか社会的にも評価される、自分にとっても豊かになるというようなことを社会でバックアップするということが大切だと思うんですね。
外国なんかはそうなんですけれども、やはり介護をしている人たち、専門の介護を担っている人であったとしても、さまざまな形でサポートしますでしょ。だったら、家族の人たちにもサポートする。そして、相手の経済的なバックアップをするということも大切だと思いますね。

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