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今までのように1-0で勝ちきることができれば、悲願の優勝ということも近付くんじゃないのかな

2009年10月3日放送 スカチャン Jリーグアフターゲームショー土曜#67

野々村芳和さん
清水の一番の良さというのを紹介したいと思うんですが、まずは守備、守備が堅い。とにかく、前線からみんなで一生懸命追いかけて、相手をなかなかゴールに近づけないという守備はすごく徹底されていますね。引いて守るだけではなくて、前から前から追っていこうと。
それだけで清水のような堅い守備ができるかというと、決してそうではなくて、ゴール前まで押し込まれたときに、どうやって守っているか。全員がしっかり下がって、ディフェンスラインの4人と中盤のラインの4人が、しっかりゴール前の人数を増やして、相手にスペースを与えないという守り方もかなり徹底されている。ペナルティエリアの中にボールを入れられても、自由にすることというのはすごく少ない。他のチームと比較してということですけれども、はるかに守備の意識がほかのチームよりも高いチームだと思います。
攻撃は圧倒的にサイドからのクロスの攻撃というのが多いです。クロスを上げるというのはどのチームもそれなりにやっているんですけど、清水の場合は特に、クロスが上がるときは必ずと言っていいほど、3人以上はペナルティエリアの中にいますね。アーリー気味のクロスであっても、3人以上の選手がゴール前に居ることで、どこかにボールが入れば、こぼれ球を拾える確率もあがってくるし、クロスボールの精度がそれほど高くなくてもフィニッシュまでいける可能性というのも十分あると。
完全に崩して、なんとか点を取ろうというチームではないので、ゴール前の迫力を出して、そのこぼれ球がたまたまいいところに行けばとか、クロスの精度が本当に高ければ得点になる。ゴールには近いけれども、きれいな形ではフィニッシュまではいけないというところは難点としてはあると思うんですけど、ただ、クロスからの攻撃を徹底してやるということでは、今日の得点シーンもまさにそうで、徹底していますね。守備もちろん徹底されているんだけれども、攻撃のところでも、高い位置からのクロスボールに人数をかけてゴール前に飛び込むと。
清水というチームはある程度出来上がったチームというか、やることを徹底しているからこそ、ここまで安定している成績を収めることができていると思うんですけれども、ここまで清水、13勝しているんですけど、1-0で勝った試合が8試合、圧倒的にJ1の中では多い数字で、鹿島は1-0で勝った試合は4試合、川崎、ガンバは2試合しかない。清水はこの先も1-0で勝つ試合をやっていくしかないと思うんですよ。ここまで0-1で逆転できたゲームがあるかというと、清水の場合は1試合もない。追いついたという試合はあっても、逆転勝ちしたゲームがないということは、0-1になるべくしたくない。
もし清水が優勝していくということになると、必ず先制して、1-0で逃げ切るようなサッカーをしなきゃあ、いけない。上位4チームで考えても、1点取られても逆転できそうなチームというのはガンバと川崎。鹿島と清水に関しては、自分たちで先に点を取って、1-0で逃げ切らないと、なかなか難しいんじゃないかなと。
今までのように1-0で勝ちきることができれば、悲願の優勝ということも近付くんじゃないのかなと、こういうふうに思いました。

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