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渋滞が減るのと、CO2も310万トン、年間減るって、国土交通省ちゃんと試算を出したのに、隠していたんです

2009年10月17日放送 NHK総合 経済ワイドビジョンe

高速道路無料化を提唱 シンクタンク代表 山﨑養世さん
お盆とか、ゴールデンウィークだけ割り引けば、混んでしまうんですけれども、毎日だとどうかというと、渋滞を毎日するのは5%ぐらいなんですよ。首都高とか、阪神とか、大都市部は有料のままで私はいいと思うんです。そうしなければいけない。それでないと、渋滞が増えますよね。だけど、実は65%の高速道路は、高いから高速道路を誰も使わなくて、横の一般道路が渋滞しちゃっている。だから、大混雑するところは有料のままで、そういうところを無料にしてあげれば、混雑している一般道から、高速道路に乗れば、実は、渋滞が減るのと、CO2も310万トン、年間減るって、国土交通省ちゃんと試算を出したのに、隠していたんです。
鉄道を使っていた人が高速道路を使うようになれば、これは増えます。ですから、大都市なんかでそれをやってはいけない。むしろ、地方の高速道路を無料にすれば、一般道が渋滞しているのが乗るのと、交通事故が10分の1以下に減ります。対面通行がない、歩行者がいない、そして交差点がないわけですから、アメリカでは12分の1に減っちゃうんです。ただ、CO2の問題は、長期的に考えれば、ハイブリッドにすれば、CO2半分になりますね。あるいは、電気自動車になれば、ゼロになりますよと。ですから、大都市は有料だとしても、ハイブリットとか、CO2が少ない自動車であれば、割引をするようにETCの中に入れてあげるとか、こういう環境によって料金を変える。

専門はアジア経済 韓国FTAに精通 早稲田大学大学院 深川由起子さん
あまり影響がないように交渉をするんですね。つまり、米、ニンニク、ネギ、トウガラシ、こういうのは韓国の超敏感品目、これは実質的に自由化しないか、先送りか、期間も非常に遅いです。豚肉なんかも非常に時間をかけて自由化していくという方法と、あっとは、明らかに輸入急増によって被害を受けた人には、所得補償するという、この2段構えでやっています。先に交渉ありきなので、必ず批准過程でいつももめるんですよ。

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