今日は40年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドのホームで勝てるかというところの最後の最後で滑り落ちていった
2009年10月4日放送 JスポーツPlusH サッカー プレミアリーグ09/10
第8節-2 マンチェスター・ユナイテッド×サンダーランド
解説:川勝良一さん 実況:倉敷保男さん
ぴったりです、4分間。
ちょっと神経質になっているんじゃないですか。
スティーブ・ブルースがっかりですね。
底力というか、選手交代でどんどんリズム戻ったけれど、追いつく力を持った選手が本気になったら、いった通り、そうなりますね。
アントン・ファーディナンドは何かやるせない表情をしていますけどね。
2対2、引き分けでした。
フルタイムを戦って、終わってみれば、ドロー。サンダーランドはあとちょっとのところで勝ち点3を持って帰れなかったですね。
1-1で、普通だったら、ガクッとくるところを引き離したというかね、ちょっと違う展開で興味持ったんですけれども、退場も一つ痛かったけども、力のあるチーム、全部本気になってゴールに向かって行き出したら、最終的にオウンゴールだったけれど、でもあれは必然の形かな見たいな、ラッキーですでは取れないですもんね。
ベント7分、ベルバトフ51分、7分後、ジョーンズのゴールで勝ち越ししたサンダーランドでしたが、追加タイムの中で、エヴラのシュートがファーディナンドに当たって入る。
そういう何回も何回も押し寄せて、いっぱいいっぱいのところに、キャリックがいい落としして、エヴラがフルパワーで、誰に当たってもゴールに向かうような、そんな感じですよね、あそこのシーンは。
終わってから、記者会見でファーガソン監督は、ひとしきり審判のジャッジミスなどを指摘した後で、しかし、さすがスティーブ・ブルースもいいチームを作ったね、ぐらいの余裕綽々な感じを言いそうな気がするんですけどね。
でも勝てなかったでしょ、みたいな。
スティーブ・ブルースのサンダーランド、今シーズンは今日のゲームをご覧になってどうでしょう。
もうちょっとうまく歯車というか、もうちょっとうまくゲームを進める術というか、確立できれば、ジョーンズとか、ベントとか、後ろの二人とか曲者もいるし、その辺のリズムを安定的に出すような形がもう少し出てくれば、ものすごく面白いなと思いますけどね。
試合開始前に、ブルース監督は、逃げ隠れする場所はない。ただ、勇気のある90分を戦ったんじゃないかなと思いますね。やったなという選手、ちょっと悔いが残るなという選手がはっきりしちゃったゲームという気がしますけどね。
でも、こんなもんなんでしょうね。よく見たシーンだというのを本当に強豪チームというのは、1,2分でゲームを少し戻せるというか、逆にいえば、勝てるとか、超一流の選手はナニの最後のコーナーのボールの置き方もそうだけど、絶対に負けられないんだという、だた前半から出せるかという、コンディショニングを考えたら、そこはあったけれど、ただ後半、アンデルソンや有能な選手が戻ってくると、ピッチに、パススピードが変わる、ランニングのスピード変わる、まあ別のチームでしたね。
この両チーム、ユナイテッドホームでの初対戦というのは1893年に遡るわけなんですけれども、この時は0-5でサンダーランドが勝ったんですね。サンダーランドはいい時もあったんですが、そのあと勝てなくなって、最後に勝ったのは40年前。今日は40年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドのホームで勝てるかというところの最後の最後で滑り落ちていったという。アディショナルタイム粘り強いですね、ユナイテッドね。
ただのメンタルとか、プライドだけでもないし、体の持っている力というか、走り切れるとか、強いボールをまだ蹴れるとか、正確にボールをちゃんと渡せるとか、その辺が超一流と一流とか、平均的な選手との差でもあると思うので、いいコンディションで、45分ぐらいやるときはあまり差がないかもしれないしね。
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