このグループというのは、アメリカの金融資本から少しずつ遠ざかってきているんじゃないかな
2009年10月17日放送 BSジャパン マーケットウィナーズ
ITCインベストメント・パートナーズ(株)取締役 岡崎良介さん
3年前と比べて、最初の2年間ぐらい、06年10月から08年年末まで、最初ドル高だったんだけど、あとでドルが安くなったという通貨を拾ってみると、共通しているのは、ドルと名のつくものは全部入りました。あと思うんですが、私の推測ですが、アメリカの金融資本に振り回されてきた通貨が結構入っているんじゃないかと思います。こういった通貨はドル高が結構進んで、そのあとドル安が大きく進んでと、右へ左へと大騒ぎをしていると。その一方で、円なんかはこっちのグループです。3年間、曲がりなりにもドル安が継続しているのがユーロであったり、スイスフランであったり、イスラエルの通貨であったり、マレーシアだったり、そして日本の円。私の仮説なんですが、このグループというのは、アメリカの金融資本から少しずつ遠ざかってきているんじゃないかなと。違う道を歩き出しているんじゃないかという気がするんですね。
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