やはりフォワードのパワーある役者が一枚足りないという感じがするんですよね
2009年10月29日放送 WOWOW リーガダイジェスト 第7節
解説:都並敏史さん
司会:川平慈英さん、竹内夕己美さん
セルビア0-0エスパニョール
一人少ないエスパニュールにとっては、大きな勝ち点1なんですよね。
俊輔の葛藤が見えるんです、僕。一生懸命中に入って、中央での決定的なプレーを意識はしているんですけど、攻撃で決定的なプレーができていないので、守備の場面でカバーをしてもらえないんです、見方に。例えば、サイドが中に入ったら、右サイドのスペースが空いてしまうでしょ。守備の時は、ボランチがずれれば、真ん中に帰れるという、そういうさぼり方ができるんだけど、やっぱりそこまでの王様になれてないので、自分が戻らなければいけないんです。そういう部分では、結構攻撃にパワーがなくなったりするので、非常に難しい。結果出せば、みんながカバーしてくれるから、それは難しいですね。
スポルティング・ヒホン0-0レアル・マドリード
なんと、レアル、スコアレスドローです。
やはりフォワードのパワーある役者が一枚足りないという感じがするんですよね。ラウールが下がって、お膳立てする。カカーが流れて、チャンスを作る。グラネド、飛び込んでチャンス作るというのもあったけど、もう一枚その裏に、ベンゼマとか、イグアインとか来てチャンスが生まれる傾向がある。
ますますクロスチアーノ・ロナウドがいないと駄目なのかという意見になってしまうのか。
核があるフォワードが入れば、ディフェンスもつられて、その裏側に誰かいるというのが一番いいパターンだと思うんですけどね。
ヒホンのサポーターは勝ったように喜んでいましたけどね。
結構、中央の守備も、サイドの守備もメリハリがあるし、いいチームですね、ヒホンは。
バルセロナ6-1サラゴサ
バルセロナ大勝です。圧倒的に強いですね。
イブラヒモビッチのもらい方というのは、非常にほかの選手たちの良さを引き出しているようなもらい方なんですね。フリーキックは直接ズドンでパワーあるし、常にディフェンスの視野から抜けているようなところ、あるいは、視野に入っているんであれば、ディフェンスに隠れるようなポジショニング、本当に絶妙ですよ。
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