人間は何のために生まれてきたのか、何か残すために生まれてきたんだ。何か残して帰らないかん
2009年10月24日放送 NHK BS2 熱中時間~忙中“趣味”あり~
レトロ機械収集熱中人と糞虫熱中人
渕上宗重さん
機械をいじるのが、子供のころから好きで、どうしてこんなふうになっているんだろうかなあとかですね、もうひとつは、青春時代はずっと戦争の時代で、ものがなくて、すべての品物は軍のほうに供出になって、だから、壊れているやつが残っていれば、それを何とか生かしたり、戦争のおかげで、いろんなことを覚えましたね。それから、私たちの学生時代に標語がありまして、ものを捨てる前に考えなさいと。
この頃ふと考えるのは、人間は何のために生まれてきたのか、何か残すために生まれてきたんだ。何か残して帰らないかん。何かそういうふうなことで、修理した後、永久に残されると、ちょっと丁寧にせないかんなと、そんな年になりましたね。
言いすぎかもしれないですけど、作られた人の魂が入っていると思いますよ。だから、それが復活して、動けば、喜んでもらっているような気もしますね。なんでも心が通じ合うというんですか、やっぱり機械でも通じあったら、それなりのアイデアが浮かんできますね。何かそんな気がします。
堀口徹さん
虫との駆け引きではないですけど、どこにいるだろうとか、どこに仕掛ければいるだろうという言うのを探りながらかけるのが醍醐味なわけですよ。それがせめぎ合いという気がしますからね。
« 自分がほかの人に勝てるものと言ったら、サッカーしかないわけですよ。今までサッカーしかしてなかったんで | トップページ | 月の砂の成分を調べると、40%以上が酸素です。だから、水素を加えると、砂の中に含まれている酸素と反応して、水ができるのです »
「熱中時間」カテゴリの記事
- 趣味に熱中するそのエネルギーを見ていて、生命の躍動、エラン ビタールだなという感じを深々と感じました(2010.04.01)
- 頭の中にも地図がインプットされているから、重要な国道の起点と終点とか全部覚えている(2010.02.25)
- 姉さん、そうやって働くばっかしで、老後が来たらどうするの、と言われてね(2010.02.10)
- 5000年かかる距離でも、1,2秒でできるということですから、想像力というのは光よりも速い(2010.01.28)
- ωのいい動物を探すというんですか、ωを手掛かりにして、動物を楽しむという、そういう感じになってきたんですね(2010.01.20)
この記事へのコメントは終了しました。
« 自分がほかの人に勝てるものと言ったら、サッカーしかないわけですよ。今までサッカーしかしてなかったんで | トップページ | 月の砂の成分を調べると、40%以上が酸素です。だから、水素を加えると、砂の中に含まれている酸素と反応して、水ができるのです »
コメント