家族は何も言わなかったのかなあと、皆さんに聞かれたことがありますけど、無関心という最大の応援があった
2009年10月17日放送 NHK BS2 熱中時間~忙中“趣味”あり~
海岸線歩き熱中人と舞踏熱中人
加藤英一郎さん
私が定年後、第二の人生をどうやったらエンジョイできるかなと考えて、今まで日本人が誰もやったことのないことに挑戦してやろう。日本の外周を自分の歩幅で歩測して、日本の外周が何キロあるか、測ってみようと。
家族は何も言わなかったのかなあと、皆さんに聞かれたことがありますけど、無関心という最大の応援があった。これが最高。これは大きなことをやるには、男が大きなことをやるには、必ずそうだと、僕は今でも信じてます。
福士正一さん
踊ることによって、ビックリするような自分をさらけ出すというか、私が今、ここでこうしているじゃないか、全面的に見てというかね。
自分の主張をしたり、自分の本音の考えを差し出すといういうようなことが、どうも自分はできない苦手な少年でしたから、自分が何かを訴えることができるかもしれないと思ったときに、偶然出会った舞踏というふうな、それがフィットしたのかもしれませんね。
踊りそのものにすごい深い魅力があったんだと思いますね。その魅力というのは、たぶん何かを技術的に高めていくとかというふうなことではなくて、もっと自分と対面するような、誤魔化しが効かないものがそこにあって。
踊りを通して触れ合うことと普通のよそ者が訪ねていくのでは、全く違う関係になると思うんです。その人の記憶の中に埋め込まれるというか、それがずっと長続きして、それが増殖して発酵していくような、そういう出会いになると思うんですね。
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