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社会が、そして政治が子どもを守れるかという本当に重大な局面に来ていると思います

2009年10月7日放送 NHK総合 NHKスペシャル

セーフティーネット・クライシス Vol.3
しのびよる貧困 子どもを救えるか

厚生労働大臣政務官 山井和則さん
つくづく感じたのは、不況の直撃を受けているのは、結局は一番弱い立場にいる子どもたちだということですね。もうひとつは、広がりゆく子供の貧困、確実に言えるのは、子供には何の責任もないんですよ。やはり、そういう意味では、社会の責任で、子供の貧困の問題を解決していかねばならないと、まさに、そういう意味で、今回、私たち鳩山政権は連立合意の中で、子供の貧困を解消すると。生活保護の母子加算も復活すると。一番の今回の私たちが選挙で訴えた目玉が月々2万6000円の子供手当を中学卒業まで支給すると。まさに、そういう意味では、親の経済力で、子供の人生に差がついてはならないと。子供の教育機会は均等に保証させねばならないと。まさにこれは生半可なことではないと思いますが、社会が、そして政治が子どもを守れるかという本当に重大な局面に来ていると思います。

ローソン 代表取締役社長CEO 新浪剛史さん
企業もグローバル競争の中で、日本で鎖国なんてできないわけですね。やはり自由経済の中で、フリーライダーであったというのは日本は全く持ってそうだと思いますね。その中で、このままいわゆる企業が勝ちぬけるかどうかというぐらい大変な状況で、この急激な円高で、本当に日本は将来やっていかれるかどうか、というぐらいぎりぎりのところに来ているわけです。ですから、日本の経営者って、特にみんな労使関係で使用者としてぼこぼこやろうなんて思っていないんです。いわゆる企業内失業だって、実際にあるんです。アメリカの企業と日本の企業は全然違うんです、そういう意味で。

英国の元首相のブレアさんがおっしゃったように、一に教育、に二教育、三に教育ですね。まさに、機会の平等こそが、日本の経済を支えるんだと。これは絶対にやらなければいけない。そして、もう一つ言えば、高等教育、大学そのものも大変レベルが世界的には下がっちゃているんですね。そこにおいても、創造性の豊かな人材を作ると、こういった意味でも大学までも視野に入れて、ぜひやっていくべきであると、このように思います。教育に対して、国がお金を投資していくこと、これは大いにバックアップすることであると。大賛成だということですね。

反貧困ネットワーク事務局長 湯浅誠さん
今の高校の先生の姿というのは、私たちの姿でもあるんですね。みんな何とかしなくてはいけない、貧困をなくさないといけないと言うんですけど、実際には、具体的な手当てはなかなか打たれない、いつも後回しになります。そうすると、現実に直接向き合っている人がそのことを伝えないといけない。そんなことを伝えたくないんだけれど、現実にそこで生きていこうと思うと、それを言わなければいけないという、あのつらさはいろんな人に訴えたい、わかってもらいたいという気持ちは非常によくわかる。ああいう状態は、いろいろ都合はあるわけですよ。それこそ、政府の財源もある、企業のグローバル競争もあるかもしれない、だけど、そういうものの中で、いつも後回しになる。そうやって、いつも後回しになるから、結局、貧困の連鎖がやまない。結局、人材がつぶれていくわけです。それは社会的な損失だと思うので、結局、社会の持続可能性がなくなっていく。日本もそういうところに差し掛かってきているということを社会全体が共有して、優先順位を上げていく必要があるんじゃないかなと思います。

関西学院大学 教授 神野直彦さん
教育とか、子育て支援に日本はお金を使わな過ぎるんですね。ヨーロッパであれば、そもそも教育費はただでという国が多くて、どうして日本は教育費にそんなにお金を使わないかと言うと、そもそも教育費とか、子育ての費用というのが、社会にとって負担だというふうに思っているんじゃないかと。ヨーロッパでは、社会の進歩と発展を可能にする未来への投資だというふうに考えているわけですよね。つまり、教育は英語でエデュケーションと言いますが、エデュケーションとは引き出すことですよね。子どもたちそれぞれが持っている、どんな人間にもかけがえのない能力があって、そのかけがえのない能力を引き出すこと、これは教育である。そのことによって、経済全体が、かけがいのない能力を発揮することによって、経済全体が発展していくんだ。機械や土地がやる気を出して、経済を発展させることはあり得ないんですね。

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