どんな部署でもいいから、10人ぐらいいたら、2人ぐらいに吹き込んでいって、おまえ、走れと
2009年11月16日放送 テレビ東京 カンブリア宮殿
企業サバイバル 第2弾 危機感が企業を救う
大逆転のDNAを見よ!
アサヒビール 社長 荻田伍さん
我々の時代は結果がでないことも多かったですから、じゃあ、小さな旗印掲げよう。大きな販売予算やるぞ。その販売予算をやるために、何をしなければいけないか、いくつかのポイントがあるわけですね。一人一人の担当者の、ここからここまでの街の中の樽生ビールの半分はうちにしようよ。そのために、どうしたらいいんだ。昔は自販機を酒屋さんの店頭につけましたから、このうちの通りは全部自販機通りにしようよ。小さなことを、やれることをバックアップする、そのことを達成していけば、成功体験が身につきますよね。この成功体験をいくつか重ねていくと、俺、意外とやれるな、そうすると、また大きな目標にチャレンジしていける。そのサイクルをどれだけ回していけるかだと思うんですね。
全員が危機感とか、変化に対応しなければいけないというの持ちませんよ。よく2割を走らせようとよく言いますよね。2:6:2の法則とか、2:8の法則と言われますけど、2割なら、2割をどれだけ走らせるか。そういう連中にどれだけ吹き込んでいくか。どんな部署でもいいから、10人ぐらいいたら、2人ぐらいに吹き込んでいって、おまえ、走れと。何人かを走らせて行くと、じっと傍観している人も、ついてこざるを得ません、今の組織は。どの企業も厳しい環境ですから。
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