42歳の男は決してあきらめず、夢とボールを追い続ける
2009年11月15日放送 TBS S☆1スパサカ
今週、日本サッカー界に衝撃が走った。50人もの報道陣を前に、ゴンが語ったこと。
中山雅史の情熱。
42歳の男は決してあきらめず、夢とボールを追い続ける。
あの時もそうだった。
93年ワールドカップアジア最終予選、2戦目のイラン戦、2点をリードされた中、終了間際に見せた執念のゴール。
最後まで決してあきらめなかった。
そして、忘れられないあの瞬間。ゴンは自らの行動を悔やんだ。
その思いは4年後に実を結ぶ。
そして、記念すべきワールドカップ初得点。
足を骨折しながら最後まで戦い続けた。
常に全力、それが中山雅史のプレースタイル。
誰よりも泥臭く、どんなに削られても、ゴールだけを目指す。いかなる怪我も彼から情熱を奪うことはできない。
数々の偉大な記録はどんな時も決してあきらめなかった証。
Jリーグの得点王に輝くこと2回。
通算157得点は歴代1位。
ゴールネットと観客の心を揺さぶり続けてきた。
もう十分にやったのではないか、そんな声も聞こえてくる。
それでも、ゴンが現役にこだわる理由は。
三浦知良。
同じ世代の彼もまた、不屈の魂でピッチに立ち続ける。
ゴンが戦力外通告を受けた今週、土砂降りの中、走り続けるカズに話を聞いた。
日本サッカー史上最高のツートップ、カズとゴンが再びコンビを組み可能性は。
ジュビロ一筋19年、日本一陽気なストライカー、その胸にはいつもサックスブルーの情熱が。
ライバル、アントラーズとのチャンピオンシップ、この男なくしてジュビロの黄金期はなかった。
どん欲に、泥臭く、ゴールを奪う。
栄光の中心には常にゴンがいた。
だが、40歳を迎えたあたりから、出場機会は減りだした。
昨年の降格危機では、ベンチから戦い続けた。
情熱はあの頃のまま。
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