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投資家心理指標を見ると、小幅な調整を予測する投資家の比率が17年ぶりに35%まで上昇しています

2009年12月11日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト

T&CフィナンシャルリサーチUSA 和田康志さん

高値警戒感もあるけれども、完全に弱気になることもできないという投資家心理が反映されているようです。投資家心理指標を見ると、小幅な調整を予測する投資家の比率が17年ぶりに35%まで上昇しています。80年以降の平均がだいたい20%程度ですから、かなり増えていることがわかります。一方で、本格的な弱気相場を予測する投資家は6年ぶりの低水準です。
時期的にも、年末は投資家がリスクを取らなくなると言われています。実際、足元でも、ドルが堅調になったり、配当利回りの高い銘柄が買われたりと、ここにきて、夏場よりも投資家がリスクを取らなくなってきている傾向が見て取れます。過去の例を見ると、現在と同じように、小幅な調整を予測する投資家が増えた時には、狭い範囲でのレンジ相場になることが多いようです。
同じく過去のケースでみると、レンジ相場のあとは、下に抜けるというよりは、上に抜けることのほうが多いようです。これは、警戒感を続けながらも、なかなか下がらない相場が続くことで、結局、待ちきれなくて買ってしまうという投資家心理が背景にあるようです。過去のケースを見ると、レンジ相場のあとは、概ね10%近い上昇になることが見て取れます。また、相場の傾向としては、レンジ相場の間は、クオリティの高い、割安感のある銘柄が投資家の人気を集めますが、レンジ相場を上抜けしたあとは、ふたたび小型株などの相場になることが多いようです。年内は大型割安株、そして年明け後には小型の成長株といったようなシフトが、今後起こるかもしれません。

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